「ブランドとは、無形の資産であり、企業価値を可視化したものである」
ブランドとは、単なる商品群やデザインではなく、企業そのものが潜在に持っている価値を示すものである。
提供するものが目に見える商品であれ、目に見えない商品であれ、ビジネスという場においては必ずらかの提供物となる「商品」が存在します。しかし、どんなに優れた素晴らしい「商品」であったとしても、市場原理というべきルールに則って必ず寿命を持っています。したがって、どの企業も必ず新商品の開発を行い、それを繰り返していかなければならないという宿命を背負っていると言っても過言ではありません。しかし、新商品を開発するための戦略策定に当たっては、様々な要素が関係します。
そこで、今回はそれらの中の代表的なものを書いてみたいと思います。
続きを読む新商品や新規事業をスタートするときには、必ず参入しようとするときには、誰に何を売るのかなど様々なことを検討しなければなりません。これらをひっくるめて言うならば、マーケットにおいてどのようなポジションを取るかという「ポジショニング戦略」を考えることになります。市場におけるポジションには様々なものがあり、以前に比べると複雑化していると言えます。
そこで、今回は代表的なポジショニング戦略について書いてみたいと思います。
続きを読む市場やユーザーのニーズ、社会のトレンドは日々変化しており、そのスピードはどんどん増している状況にあることは誰もが認識しています。そのような中で企業活動を維持、拡大していくためには、当然のことながらそれらの変化に対応していく必要があります。また、環境変化という意味では、競合の出現も同様であり、勝ち続けるためには対応力が重要となります。変化への対応には様々な方法がありますが、その中の中心となるのが、変化に合わせて絶えず新商品や新技術を開発していくという戦略です。しかし、一言で新商品開発、新技術開発と言っても様々なタイプがあります。
そこで、今回は戦略区分という考え方に基づいて新商品開発について書いてみたいと思います。
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