JRLテックログ

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ジャパン・リサーチ・ラボが提供する技術コンサルティング、人材育成、戦略策定、セミナー等の様々なコンテンツに関する情報を提供するブログです

相手に合わせた説得の方法(タイプ別説得戦略)

 日常生活や業務の中では相手の同意、納得を得て、協力関係を構築したいとき、しなければならないときが数多くあります。しかし、残念ながら相手を納得させる、万能の説得方法というものは存在しません。なぜなら、人には様々なタイプがあり、それらのタイプに合わせたプロセスで説得しなければ納得は得られないからです。

 そこで、今回は説得という観点での様々なタイプの分類と、それらの各タイプに合わせた説得の方法、戦略について書いてみたいと思います。

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20191017セミナー(表面・界面の考え方と分析の基礎と実践応用)

下記セミナーを開催します。

お申込みは、HPのお問い合わせボタンよりお願いします。

 

【タイトル】

表面・界面の考え方と分析の基礎と実践応用

【概要】

 表面、界面はあらゆる技術や製品の基盤となるものであり、現在扱われる材料やプロセス、技術、商品で表面や界面が関与していないものは無いと言っても過言ではない。これは言い方を変えると、現代は表面、界面に支配されているということになる。これほど重要なものであることから、分析手法一つにしても多種多様なものが開発され、利用されている。しかし、一方で表面や、特に界面はまだ未解明な部分も多く、その本当の姿を明らかにして利用することは容易ではない。
 本講では、表面、界面の基礎から、分析評価を中心にして、その姿を明らかにして利用するためのアプローチについて、技術的テクニック、コツやノウハウから、考え方、アプローチに方法まで応用アプリケーションの事例を交えて解説する。

  

【対象】

・研究開発部門、分析部門、製造部門、品質保証部門など技術部門全般
・若手から中堅を中心とした担当者
・部署マネジメント、部下を教育する管理者、マネージャー

  など

 

【修得スキル】

・表面分析の基礎
・表面分析の考え方と活用法
・各種表面分析手法の使い方
・表面、界面の可視化法
・研究開発、問題解決へのフィードバック

など

 

【開催日】

  2019年10月17日 10:30~16:30

【会場】

   品川区大井町 きゅりあん

【受講料】

 非会員:49,500円(税込)

 

【主な内容】 

1.表面に支配される現代社

2.表面とは
 2.1 表面(薄膜)とは?
 2.2 表面・界面が代表的事象
 2.3 表面の要素
 2.4 表面における現象

3.界面とは
 3.1 界面における現象
 3.2 多層膜による界面形成 
 3.3 薄膜化による界面の変化 

4.表面・界面を支配するもの 
 4.1 界面形成 
 4.2 界面を形成する力
 4.3 表面・界面形成を支配するもの
 4.4 界面形成因子と評価法

5.表面分析成功のキーポイント 
 5.1 表面分析の心構え
 5.2 サンプルの取り扱い
 5.3 サンプリング
 5.4 裏表の表示
 5.5 汚染の例 : 両面テープによる汚染

6.代表的表面分析手法
 6.1 表面分析の分類 
 6.2 表面分析に用いる主な手法と選び方 
 6.3 表面・微小部の代表的分析手法
 6.4 手法の選択

7.X線光電子分光法(XPS,ESCA)
 7.1 XPSの原理
 7.2 XPSの検出深さ
 7.3 XPSの特徴?
 7.4 ワイドスキャン(サーベイスキャン)
 7.5 ナロースキャン(代表的な元素)
 7.6 元素同定
 7.7 化学状態の同定
 7.8 角度変化測定による深さ方向分析
 7.9 ハイブリッド分析
 7.10 チャージアップ
 7.11 化学状態による違い
 7.12 チャージアップへの工夫
 7.13 イオンエッチングとダメージ
 7.14 エッチング条件とスパッタレート
 7.15 イオンエッチングによるクロスコンタミ
 7.16 界面で正体不明のピークシフト
 7.17 ちょっと便利なサイトやソフト

8.オージェ電子分光法(AES)
 8.1 微小領域の元素分析手法
 8.2 AESの原理
 8.3 AES測定例
 8.4 界面拡散の分析
 8.5 AESによる状態分析例
 8.6 チャージアップ抑制
 8.7 絶縁体上の異物
 8.8 化学状態マッピング
 8.9 XPSとAESの手法の比較

9.X線マイクロアナライザ(EPMA)
 9.1 EPMAの原理
 9.2 元素分布分析(被着体金属基板の断面)
 9.3 積層膜の分析例
 9.4 観察領域(入射電子の拡散シミュレーション)

10.化学構造を知る

11.フーリエ変換赤外分光法(FT-IR)
 11.1 赤外分光法(IR)の原理
 11.2 FT-IRの長所・短所
 11.3 測定法
 11.4 主な吸収帯
 11.5 赤外分光の構造敏感性
 11.6 指紋領域の利用
 11.7 カルボニル基の判別
 11.8 系統分析
 11.9 帰属の考え方
 11.10 全反射法(ATR法)
 11.11 In-situ FT-IR

12.飛行時間型二次イオン質量分析法(TOF-SIMS)
 12.1 SIMSの概念
 12.2 TOF-SIMSの概要
 12.3 TOF-MSの原理
 12.4 TOF-SIMSによる化学構造解析

13.グロー放電分析(GD)
 13.1 GD-MS
 13.2 特徴

14.形態を知る
 14.1 形態観察

15.SEM、TEM
 15.1 SEM
 15.2 表面形状と組成
 15.3 SEM-EDS組成分析

16.走査型プローブ顕微鏡(SPM) 
 16.1 SPMとは
 16.2 主な走査型プローブ顕微鏡
 16.3 形態観察におけるAFMの位置づけ
 16.4 位相イメージング

17.界面分析
 17.1 樹脂/金属の界面
  17.1.1 金属基材の前処理
  17.1.2 金属/樹脂の界面形成パターン
  17.1.3 界面における不良要因
  17.1.4 樹脂/金属界面の分析とは
 17.2 界面評価の重要性と課題
  17.2.1 界面の例
  17.2.2 界面の形成と分類
  17.2.3 一般的深さ方向分析
  17.2.4 従来法と問題点
  17.2.5 精密斜め切削法
  17.2.6 斜面角度と深さ方向分解能
  17.2.7 新しいアプローチ

18.解析の実例
 18.1 UV照射による化学構造の評価
 18.2 表面構造変化の解析(XPS
 18.3 気相化学修飾法
 18.4 化学修飾法を用いたTOFイメージング
 18.5 ポリイミドの表面処理層の深さ方向分析
 18.6 PI/Cu/Si界面の解析

19.仮説思考による研究開発と問題解決
 19.1 仮説モデルの構築
 19.2 目的→ゴール、そして、仮説
 19.3 仮説の証明と分析
 19.4 課題解決・研究開発とは
 19.5 分析の位置づけ 『悪しき誤解』
 19.6 単なる道具
 19.7 俯瞰視点と仰望視点
 19.8 多面視点

20.まとめと質疑

 

 

20191016セミナー(ボトムアップによる新規事業アイデアの創出と評価の考え方・方法)

下記セミナーを開催します。

お申込みは、HPのお問い合わせボタンよりお願いします。

 

【タイトル】

ボトムアップによる

新規事業アイデアの創出と評価の考え方・方法 

【概要】

 事業の維持、成長のためには常に新しいものを生み出していくことが必要不可欠であり、そのためには効率的に次の柱となる新規事業を継続的に準備していかなければなりません。そのためどの企業でも新規事業を生み出し、事業化する努力がされていますが、現実には既存事業の焼き直し、延長線から脱却できず、気が付くと価格競争に帰着していることも少なくありません。また、チャレンジは必要ですが、博打と紙一重の新規事業計画も多々見られます。革新的新規事業を継続的に生み出していくためには、経営や上層部からの指示待ちではなく、若手、中堅層からのボトムアップによる新規事業創出と、戦略思考を持ってそれらの新規事業アイデアを具現化していくことが不可欠であると言えます。そして、そのためには、若手・中堅層の知識、経験レベルの底上げ、チャンレンジする風土づくり、フラットコミュニケーション組織といったことを実現する仕掛け、システム作りも必要となります。
 本講演では、ボトムアップ志向での新事業アイデア創出の考え方と方法について、基盤づくり、システム作りといった環境構築から、実際のアイデアの出し方、吸い上げ方、そして、その具現化の方法を詳細に解説します。

  

【対象】

・経営層
・管理者、マネージャー層
・プロジェクトマネージャー

  など

 

【修得スキル】

ボトムアップの仕掛け構築
ボトムアップ文化の創出
・アイデアを生み出す方法
・モチベーションマネジメント
・事業化戦略策定

など

 

【開催日】

  2019年10月16日 10:30~16:30

【会場】

   江東区産業会館

【受講料】

 非会員: 55,000円(税込)

 

【主な内容】 

1.【イントロ】
  1.1 ボトムアップの基盤
  1.2 新事業とは
  1.3 New Valueとは
  1.4 イノベーションとは
  1.5 イノベーションで新事業を産むためには
  1.6 イノベーションを生む発想と行動
2.【基本的事項】
  2.1 ビジョンと戦略
  2.2 企画化
  2.3 新事業・新商品の中核要素
  2.4 拡張経営資源
  2.5 技術力のポテンシャル要素
  2.6 必要となる4つの基本力
  2.7 三位一体
  2.8 成功の因子
  2.9 失敗のパターン
3.【ボトムアップの準備】
  3.1 意識
  3.2 技術の可視化
  3.3 技術とリソースの棚卸し
  3.4 場づくり
4.【モチベーションマネジメント】
  4.1 ビジョンを示す
  4.2 目的・目標とモチベーション
  4.3 2.0から3.0へ
  4.4 モチベーションを決めるもの
  4.5 欲求との関係
  4.6 ストレッチゴール
  4.7 芽を摘む禁句
  4.8 モチベーションが求めるもの
5.【管理者・マネージャーの意識改革】
  5.1 最も重要な要素の一つ
  5.2 担当者と管理者の違い
  5.3 管理者に必要なこと
  5.4 ナビゲーターになる
  5.5 任せる能力
  5.6 自律人材
  5.7 ゴールセット
6.【事業アイデア創出テクニックとノウハウ】
  6.1 アイデアの泉を掘る
  6.2 シーズか、ニーズか
  6.3 強み伝い
  6.4 アイデア生産の5ステップ
  6.5 情報収集の考え方
  6.6 情報・結果分析のゴール
  6.7 情報源
  6.8 様々なアイデア発想法
  6.9 ブレインストーミング
  6.10 思い付きとアイデア
  6.11 ブレストのポイント
  6.12 発散・収束と思考の幅
  6.13 思考の拡張
  6.14 SCAMPER法
  6.15 創造、拡張
  6.16 逆走型思考の併用
  6.17 ロジック、要素と逆走思考
  6.18 思考探索
  6.19 情報・思考の階層
  6.20 Fast Idea Generator 
  6.21 フェニックスのチェックリスト
  6.22 シンデレラ
  6.23 認識の転換
  6.24 アイデアの評価
  6.25 3視点によるアイデア評価
  6.26 ランキング
  6.27 具体的現実化
  6.28 コスト問題
7.【事業的視点:事業化への布石】
  7.1 事業視点の付与
  7.2 ポジショニング・ベンチマーク
  7.3 情報とリソースの棚卸し
  7.4 4つの質問
  7.5 ターゲット
  7.6 要素解析
  7.7 セグメンテーション
  7.8 MFT(TFM)法
  7.9 展開・拡張の基本
  7.10 売れる要素とは
  7.11 ウォンツ ⇒ コンセプト
8.【仮説と検証】
  8.1 仮説が必要な理由
  8.2 仮説→課題設定
  8.3 仮説の考え方
  8.4 仮説構築における認知バイアス
  8.5 仮説の精度と確度
  8.6 仮説の精度を決めるもの
  8.7 情報の条件
  8.8 情報の意味と価値
  8.9 多面視点
  8.10 逆説的思考
  8.11 未来予想
9.【ボトムアップを拾い上げる仕掛け】
  9.1 日常への仕掛け
  9.2 20%ルール?
  9.3 褒美(インセンティブ)と罰
  9.4 リスクマネジメント
10.【マインドセット
  10.1 アントレプレナーマインド
  10.2 掘り抜き井戸
  10.3 任せて任さず
  10.4 本当の権限移譲
  10.5 その他のマインド
11.【ドリームメイキング】
  11.1 モチベーションと夢
  11.2 夢とは何か
  11.3 夢の条件
  11.4 夢の中身
  11.5 技術における夢の重要性
  11.6 夢と自由
  11.7 自由の難しさ
  11.8 夢を持つ
12.【戦略の基本】
  12.1 戦略とは
  12.2 計画とは
  12.3 戦略思考
  12.4 戦略の一体化
  12.5 戦略と企業文化
  12.6 戦略策定の基本プロセス
  12.7 ドメイン思考
  12.8 戦略の5C
  12.9 事業戦略の3要素
  12.10 戦略策定項目
  12.11 戦略の管理とバランス
  12.12 戦略パイプライン
  12.13 戦略のチェックポイント
13.【主な戦略パターン】
  13.1 基本戦略
  13.2 事業成長の方向性
  13.3 二つの戦略
  13.4 二つの競争戦略
  13.5 じゃんけん戦略
  13.6 ランチェスター戦略
  13.7 戦略としての品揃え
14.【事業計画とリスクマネジメント】
  14.1 事業計画の主要項目
  14.2 事業計画の8領域
  14.3 行動へのプロセス
  14.4 リスクマネジメント
  14.5 4つのリスク+1
  14.6 リスク分析
  14.7 二つの課題設定
15.【マーケティング
  15.1 基本マーケット戦略
  15.2 マーケット予想
  15.3 マーケティング目標
  15.4 シェアの法則
  15.5 市場占有率
  15.6 ペルソナの設定
  15.7 コスト管理
  15.8 4大コスト
16.【ロードマップとシナリオメイク】
  16.1 ロードマップの役割
  16.2 ロードマップの要件
  16.3 ロードマップ・戦略、そして、シナリオ
  16.4 シナリオメイク
17.【注意点、ポイント】
  17.1 あれも、これも?
  17.2 「新しい」の落とし穴
  17.3 分別
  17.4 2種類の事実
  17.5 情報の構成
  17.6 情報で重要なこと
  17.7 報告のルール
  17.8 オンリーワンとナンバーワン
  17.9 クローズの設定
  17.10 横串
18.まとめ
19.質疑

 

戦略、計画策定におけるミッション、コンセプト、バリューの考え方

 新たな事業を始める時、新商品・新技術等の開発を行う時、戦略策定や計画策定が欠かすことができません。しかし、多くのケースでこれら戦略策定や計画策定で重要な要素である、ミッション、コンセプト、バリューが十分に検討されていません。なぜ、このような状況になっているのか、理由は様々かと想像されますが、少なからずあるのが、これらの意味がきちんと理解できていないためにそもそも考えることができないというケースです。

 そこで、今回は基本に立ち返って、戦略策定、計画策定において考えるべきミッション、コンセプト、バリューの意味について書いてみたいと思います。

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20191010セミナー(確実に成果を生む実験結果の活用と実験ノート(記録)の取り方)

下記セミナーを開催します。

 お申込みは、HPのお問い合わせボタンよりお願いします。

 

【タイトル】

確実に成果を生む実験結果の活用と

実験ノート(記録)の取り方

 

【概要】

 研究開発においては、適切な実験方法を考えることはもちろん、適切なデータ解析や現代では知財化、権利化が必須であり、そのためには記録が重要となることは言うまでもない。加えて、チームや社内における情報共有、開発本人の思考のためにも記録は必要不可欠である。また近年は様々な機器類の発達で実験データを得ることが容易になってきている反面、無計画に実験を行ってデータを積み重ね、日々増えていくデータに溺れてしまっている状況が生まれている。目的に合わせて実験を計画してデータを取得して解析し、それらを記録、まとめるといった様々なことを正しく行なわなければならない。
しかし、残念ながら大部分の企業、開発現場ではこういった実験の考え方や、実験結果の解析、記録の残し方、実験のノートの書き方などの実験実務に関する教育はほとんど行われていない。そのため、各自が我流の方法に頼っており、人員間、部署間でのレベルのバラつき、共有性の欠如といった問題、そして、最悪の場合権利化におけるevidenceと成りえないような状況まで生まれている。
 本セミナー、講習会では、このような状況を打開して、確実に結果を成果へと昇華させる、より効率的な開発を実現するために必要となる、実験の考え方、実験データの解析から、記録、そして、まとめ方を、基本から様々なケース、対象について、特に実験ノートに代表される記録に重点を置いて詳細に解説する。

  

【対象】

・研究開発の実務担当者(若手、中堅)
・指導するリーダー、管理者
・新入社員、若手

  など

 

【修得スキル】

・実験の考え方
・実験計画の立て方
・実験ノートの書き方
・記録の使い方
・情報整理

など

 

【開催日】

  2019年10月10日 10:30~16:30

【会場】

   [東京・大井町]きゅりあん

【受講料】

 43,000円 + 税、(資料・昼食付)

 

【主な内容】 

1.【イントロダクション】
 1.1 実験と開発
 1.2 実験とは何か
 1.3 開発とは何か

2.【実験の考え方】
 2.1 計画の考え方
 2.2 シナリオメイク
 2.3 時間の重要性
 2.4 リソースマネジメント
 2.5 実験条件の考え方
 2.6 実験計画法の意味

3.【実験の基本、心得と実験ノート】
 3.1 実験の基本プロセス
 3.2 実験を始める前のポイント
 3.3 実験中の心構え
 3.4 実験終了後
 3.5 実験が上手くいかない時
 3.6 良くある失敗パターン
 3.7 実験の絶対的タブー

4.【実験ノート】
 4.1 実験ノートとは
 4.2 実験ノートの役割
 4.3 実験ノートに求められること
 4.4 実験ノートに書くこと(項目)
 4.5 実験前に書くこと
 4.6 実験中に書くこと
 4.7 実験後に書くこと
 4.8 書き方のルール
 4.9 定性的情報、状態情報の記録
 4.10 リアルタイム
 4.11 データ・情報の整理、保存
 4.12 名前の付け方
 4.13 電子データの保管
 4.14 実験ノート・記録の使い方
 4.15 修正・加筆・削除
 4.16 付箋の使用
 4.17 機器出力シート
 4.18 写真の活用
 4.19 参考資料
 4.20 アドバイス
 4.21 ちょっとしたコツ
 4.22 記録、証拠としての保全 
 4.23 絵コンテノート
 4.24 実験シート例
 4.25 表紙とインデックス
 4.26 最初の2ページ
 4.27 実験テーブルの作成
 4.28 ノートの例
 4.29 ページの使い方
 4.30 ノートの選択
 4.31 ノートのサイズ
 4.32 実験ノート以外の記録
 4.33 チェック
 4.34 データの保存

5.【データ解析】
 5.1 視ること
 5.2 データ解釈における認知バイアス
 5.3 観点の重要性
 5.4 アウトライヤー
 5.5 情報次元の拡張
 5.6 解析・解釈
 5.7 データの伝え方
 5.8 数字(データ)の取り扱い
 5.9 5大解析視点+1
 5.10 データと解析の記録

6.【研究開発のための思考】
 6.1 計画と考察のための考え方
 6.2 目的志向
 6.3 アウトプット志向
 6.4 仰望視点と俯瞰視点
 6.5 逆走型思考の併用
 6.6 メタフィールド思考
 6.7 逆説的思考
 6.8 失敗からのリカバリ
 6.9 認知バイアスの罠
 6.10 目利き力
 6.11 ヒラメキの種
 6.12 イノベーションを生む発想と行動
 6.13 思考プロセスの記録

7.【コミュニケーションと情報発信】
 7.1 結果は伝わってこそ成果になる
 7.2 コミュニケーションとは
 7.3 技術者の報連相
 7.4 伝聞と報告
 7.5 ミーティング

8.【仮説思考による研究開発と問題解決】
 8.1 仮説が必要な理由
 8.2 実験の本当の意味
 8.3 実験を考えるとは
 8.4 仮説の考え方
 8.5 仮説の精度と確度
 8.6 結論の条件
 8.7 仮説モデルの構築
 8.8 仮説→課題設定→計画
 8.9 2種類の事実

9.【今後の流れ】

10.【まとめ:研究者の心得】
 10.1 企業の技術力のポテンシャル要素 
 10.2 4つの基本力 
 10.3 2種類の感
 10.4 研究者の成功要素
 10.5 知識と知恵
 10.6 実験の神髄
 10.7 研究開発フロー

11.質疑応答

 

20191009セミナー(新事業、新商品を生み出すための未来戦略の策定と実践ポイント)

下記セミナーを開催します。

 お申込みは、HPのお問い合わせボタンよりお願いします。

 

【タイトル】

新事業、新商品を生み出すための

未来戦略の策定と実践ポイント

 

【概要】

 社会の変化は加速しており、様々な価値は時間と共に移り変わっている。従って、現在の基盤事業、中核商品でこの先も成長することはもちろん、現状を維持することすら容易ではない。5年後、10年後を見据えれば、絶えず次の種、すなわち、新事業、新商品を生み出していかなければ生き残ることすら難しい。
 次代の基盤事業、中核商品を生み出し続けるためには、未来を予想して、事業戦略、開発戦略を策定していく必要がある。未来戦略の策定には、ビジョンをスタートとして、マーケットを予想して情報を整理統合し、コア技術も活用しながら、アイデアを湧き出させて様々なテクニックを駆使し、全社一丸のプロジェクトとして具現化していく必要がある。
 本講演では、複数企業での戦略策定から具現化までの実経験、様々なケース、規模、目的に合わせた戦略コンサルティングによる知見をもとにした、実践に即した新事業、新商品開発のアイデア創出から戦略策定に至るまで、未来戦略プロセス全体について演習も交えながら解説する。

  

【対象】

・ 研究・開発・技術部門の方
・事業戦略、開発戦略を策定する方

  など

 

【開催日】

  2019年10月9日 10:30~16:30

【会場】

  RYUKA 知財ホール(東京 新宿駅

【受講料】

 31,000円(税込・テキスト付)

 

【主な内容】 

1.イントロダクション
 1)なぜ新事業が必要か
 2)新事業とは
 3)Valueとは
 4)イノベーションとは
 5)イノベーションで新事業を産むためには

2.新事業創出の基盤
 1)イノベーションのトリガー
 2)戦略・マーケティング・計画・・・
 3)ビジョンと戦略
 4)ビジョンの戦略化
 5)拡張経営資源
 6)成功の因子
 7)新事業・新商品の中核要素
 8)4つの基本力
 9)企業の技術力ポテンシャル要素

3.新事業創出のツールと考え方
 1)様々なツール
 2)4つの質問
 3)何を狙うか(ゴール設定)
 4)ターゲット
 5)セグメンテーション
 6)ターゲッティング
 7)シーズ型
 8)ニーズ型
 9)シーズか、ニーズか
 10)「コト」思考
 11)行動発想市場
 12)強み優先か、弱み優先か
 13)強みとは何か
 14)ポジショニング(ベンチマーク)
 15)情報とリソースの棚卸し
 16)事業展開のパターン
 17)シンデレラを見つける
 18)売れる要素とは

4.戦略と計画、マーケティング
 1)なぜ戦略か、戦略とは何か
 2)戦略策定の基本プロセス
 3)戦略の管理とバランス
 4)戦略のポイント
 5)戦略の5C
 6)ドメイン思考
 7)戦略の4基準
 8)戦略策定項目
 9)戦略のチェックポイント
 10)事業成長の方向性
 11)様々な基本戦略
 12)ランチェスター戦略
 13)計画とは
 14)事業計画の3要素
 15)目標の6領域
 16)リスクマネジメント
 17)ナイトの不確実性
 18)基本マーケット戦略
 19)マーケット予想
 20)シェアの法則
 21)ロードマップ・戦略、そして、シナリオ
 22)コスト管理

5.仮説と検証
 1)仮説が必要な理由
 2)仮設←課題設定
 5)仮説の精度と確度
 6)仮説の精度を決めるもの
 7)情報の条件
 8)多面視点
 9)逆説的思考
 10)未来予想

6.様々なテクニック、方法
 1)SWOTの限界
 2)5フォース分析のポイント
 3)アンゾフの成長マトリクス
 4)4P分析
 5)GEマトリクス
 6)PEST分析
 7)ステークホルダーマップ
 8)ビジネスモデルキャンパス
 9)プロコン
 10)二つのKey分析
 11)マップ分析の使い方
 12)PPM分析
 13)ロジックツリーのポイント
 14)概算力

7.注意点、ポイント
 1)あれも、これも?
 2)いいな⇒困る
 3)「新しい」の落とし穴
 4)分別
 5)2種類の事実
 6)情報の構成
 7)情報で重要なこと
 8)オンリーワンとナンバーワン
 9)イノベーションを生む発想と行動
 10)クローズの設定
 11)横串

8.まとめ

9.質疑

2019030セミナー(接着制御・メカニズム解析の考え方と分析評価法)

下記セミナーを開催します。

 お申込みは、HPのお問い合わせボタンよりお願いします。

 

【タイトル】

接着制御・メカニズム解析の考え方と分析評価法

 

【概要】

 接着技術は様々な用途、場面で用いられており、文字通りの接着はもちろん、メッキや塗膜などの膜形成も接着技術の応用と言えます。
 材料特性や製品性能を左右するのが接着技術であり、接着技術を支配することはあらゆる分野の基盤であると言えます。また、接着と表裏一体で扱うべきが「剥離」です。接着や剥離現象を制御するためには、その表面や界面の状態や構造・特性を把握することが必要不可欠ですが、その重要度にもかかわらず、表面や界面の真の姿を知ることは容易ではありません。
 本セミナーでは、接着・剥離のメカニズムとその制御における表面・界面の真の姿を知るためのアプローチ法と分析、解析の方法を中心にして、事例も交えながら詳細に解説を行います。

  

【対象】

・ 研究・開発・技術部門の方
・ 接着技術に関わる技術者の方

  など

 

【開催日】

  2019年9月30日 10:00~16:30

【会場】

  日本能率協会・研修室(大阪)

【受講料】

 53,000円(税抜き)

 

【主な内容】 

 

項目 内容
全1日
10:00~16:30

1. 接着に支配される現代社

(接着に支配される現代社会)

2. 接着とは

•接着と粘着

•接着を生む力

3. 接着を支配するもの

•接着・剥離を支配するもの

•表面を支配するには

•表面が関わるその他の現象

•接着関与因子と評価法

4. 接着・剥離分析の考え方

•接着解析の分類

•接着分析のパターン

•接着過程の解析

•剥離箇所の特定

•剥離原因の分類

•正常品分析の難しさ

5. 表面とは

(表面とは)

6. 問題解決アプローチ

•剥離の観察

•剥離状態の解析

•複合要因の分離

•加速試験

•アプローチの例(位置、サイズ)

7. 樹脂/金属の接着

•金属/樹脂の接着パターン

•相互作用・反応の様式例

•金属基材の前処理

•接着不良要因

8. 不良解析

•剥離解析ファーストステップ

•界面剥離の場合

•層内剥離の場合

•接着不良の場合

•不良対策

9. メカニズム解明

(メカニズム解明)

10. ケーススタディ

•今後の注目領域

•シランカップリング反応

•シランカップリング基材表面の解析法

11. 表面分析成功のキーポイント

•接着剥離分析≒表面・界面分析

•試料の取り扱い

12. 代表的分析手法の使用例

X線光電子分光法による組成官能基評価(XPS、ESCA)

•オージェ電子分光法による界面評価

•TOF-SIMSによる表面化学構造評価

•FT-IRによる硬化挙動の解析

SEM、TEMによる界面の観察

•EPMAによる表面処理の評価

走査型プローブ顕微鏡による評価

•μ-TAによる評価

•接着(剥離)強度評価

13. 接着界面の分析

•接着における界面の重要性

•界面の形成,分類

•界面における課題

•界面分析のフェーズ

•イオンエッチング

XPSによる深さ方向分析(角度変化法)

•角度変化ATR

•精密斜め切削法

•新しいアプローチ

14. 解析の実例

•PI/Cu/Si接着界面の解析

•接着前処理層の深さ方向分析

•UV表面処理による構造変化の深さ方向解析

•UV照射によるオレフィンの構造変化

XPSによる紫外線照射PIの解析

•気相化学修飾法

15. 仮説思考による研究開発と問題解決

(仮説思考による研究開発と問題解決)