JRLテックログ

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本当の学習とは

 学習の方法には、ある程度のコツやポイントはあっても基本的には努力することが大前提です。楽をして簡単に成果が上がるような学習方法は存在しません。努力を無駄にしない、より高い効果を得る、効率を上げることができる学習法があるだけです。

 それよりも重要なことは、10の学習をして10の成果を得るようなやり方をするのではなく、10の学習の努力で20、30、時には100の成果を得ることができるような学習の方法を行うことが重要なのです。

 学習したこと全てが身に付かない、すなわち、10を得るための学習の努力をしても10の成果を得ることができないということは、学習の方法、考え方に問題があると理解すべきです。

 時には、10ではなく、11や12といった学習の努力が必要になる時もあるでしょう。しかし、正しい学習の方法を実践すれば、そのほんの僅かのプラスアルファの努力で20が30に、時には100というそれ以上の成果を得ることができるのです。そして、そのような正しい本当の学習の方法を実践していれば、10の努力で得た20の成果は、次の10の努力を8や7の労力で達成してくれ、また、前回10から20を得たものを次には20から30というようにさらに加速していってくれるのです。

 即物的な結果だけを追いかける学習をしていては、いつまでたっても、いくらがんばっても努力以上の成果を得ることはできません。場合によってマイナスの成果しか得られないのです。正しい本当の学習を行っていれば、結果は自然とついてくるものなのです。

 では、正しい学習の方法とはどんなものでしょうか。これは、言葉で説明することは容易なことではなく、実際に実践しながら理解していく必要があります。ただ、いくつか言えることもあります。

1)原理・原則をきちんと理解する
 本当の意味での成長を得るためには、原理・原則である基盤となる部分をきちんと自分の言葉で理解し、それを応用することで実際の問題を解いていくという学習の方法が必要となります。答えを与えられるのではなく、必要な情報(原理・原則)を与えられた時に、それを自分のものとして理解して、自分なりの法則として創造し、自分の言葉で表現するという思考力が必要なのです。そうすれば、どんな未知の難問にも対処できるようになるのです。

2)疑問を残さない
疑問の中にこそ、真の理解の種があり、疑問を突き詰める過程でこそ知識の本質にたどり着くことができるのです。短絡的に答えにたどり着く方法ばかり学習するということは、攻略本を見ながらテレビゲームを解くようなものです。そんなものは、ただの答え合わせであって、未知の問題に挑む本当の学習の方法ではありません。

3)自分の言葉で理解する
 新しい知識が自分のものになるとはどういう時なのでしょうか。本当に理解できたかどうかを簡単に知る方法があります。それは、誰かにその学習した事を説明するのです。自分が本当に理解できていなければ、人に理解させることはできません。そして、人に説明し理解させるためには、学習した事を自分の言葉で表現できなければなりません。自分の言葉で理解し、表現することができるレベルに達することができれば、その知識の本質が理解できているはずですから、その知識の応用は自然に実行できます。そうすれば、全く未知の問題に遭遇した時でもそれら自分のものとした知識を動員して十分に対応することができるのです。

4)自分のイメージを作り上げる
 知識を自分のものとすることができる本当の学習を行うにあたっては、自分だけのイメージを作り上げる力を養う必要があります。

 ここに上げたのはほんの一例にすぎませんが、少なくとも本来の成長を促す学習とは、目先のゴールを目標にして小手先のテクニックを追い求めるものではないということは確かです。学習による成長とは、物事の本質を理解し、その知識を応用して創意工夫し、未知の新たな問題に対応できるようになることです。

 従業員、部下に本当の学習法、学ぶ方法を修得させたい方、本当の成長を促したいという方、そして、自己啓発として自ら実践したい方は、是非ジャパン・リサーチ・ラボにご相談ください。ご相談はこちらへ。