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ヒトモノカネのヒト

 3大経営資源と言うと何を思い浮かべるでしょうか。一般的には、「ヒト、モノ、カネ」を指しています。様々な研修、特に新人や若手の研修、さらには、管理職研修では呪文のように出てくるのではないでしょうか。ところで、なぜこの順番になっているか、単に語呂だけなのか、また、これらの3つの経営資源は同列なのか、それとも、この中にも順番はあるのかということを考えたことはあるでしょうか。

 

 結論から申し上げると、これら3つは並列ではなく、順番があります。正確には、1つが最重要で、残りは同列2番です。さて、何が1番だと思いますか?

  

 1番最初に出てくる「ヒト」が最も重要なのです。そして、「モノ」、「カネ」は同列2番です。だからこそ、「ヒト、モノ、カネ」の順番で言われるのです。

 

 では、なぜヒトが最も重要なのでしょうか。第1に、ヒトはコントロールが最も難しく、手に入れにくい経営資源だからということがあります。もちろん、モノ、カネも容易に手に入るものではありません。しかし、この3つを相対的に見た時にはヒトがコントロールが最も難しく、手に入れにくいと言えます。皆さんも経験されたことがあると思いますが、人の採用や育成は設備導入や資金の借り入れよりもはるかに難しいのではないでしょうか。良い人、欲しい人材を探してもなかなか見つからず、見つけても自分たちの方を向いてもらえない。とりあえずの人でも欲しいと思っても売り手市場では難しい。また、やっとの思いで採用しても、1人前になるまでに多大な労力とコストが必要であり、それでも思うように育ってくれない、時には辞めてしまう。必要な人がいなくて衰退していった企業は星の数ほどあります。

 

 また、人が重要なもう一つ理由は、モノやカネは人が生み出すことができるという所にあります。しかし、逆は不可能ではありません(魅力的な商品や潤沢な予算は人を呼ぶこともゼロではありません)が困難です。しかし、優秀な人材は限られた設備でも工夫して良い結果を出し、事業の柱となるようなモノ(商品)を生み出します。そして、良いモノを生み出してカネも生み出し、時には資金集めの才を発揮することもあるでしょう。そうやって、正のスパイラルを生み出します。しかし、レベルの低いヒトは、モノも生み出さず、カネを浪費します。

 

 このように考えると、なぜ「ヒト、モノ、カネ」の順なのかが納得できるのではないでしょうか。極論すれば、「ヒト、ヒト、ヒト」でも良いぐらいかもしれません。

 

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