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部下、社員の悪口を言う上司、経営者

 様々な企業に顧問やコンサルタントとして訪問して、ご指導をさせて頂いておりますが、ほとんど場合、応対されるのは管理職以上の方、場合によっては役員の方や経営者の方というのも珍しくありません。その中では色々な話をさせて頂くのですが、ほぼ必ず部下や従業員の方に関することが話題に上がります。そこで、少なからず出会うのが、悪口や陰口のような発言です。

 

 普通の人であれば、何かしらの欠点はあるのが通常ですので、部下や従業員に対して何かを言うとことはおかしなことではありません。ただ、ここで問題なのは、間違いの指摘や不足点の指導といった前向きの発言ではなく、人間性を否定するような、いわゆる貶(けな)す発言です。例えば、「あいつはいつも仕事がトロい」、「覚えが悪い」といったようなものです。

 

 これらももっと前向きに指導の機会と捉えていれば言い方も変わるはずです。

・彼は〇〇に拘り過ぎるので、もう少し△△の方に意識を向けてくれると仕事の効率が上がる。

・彼は、メモを取らないので記憶に残らず、何度も同じことを繰り返すので、メモを取るように指導してみよう。

などです。

 

 人の欠点を見つけて、悪口を言うのは簡単です。しかし、それでは何の変化も起きません。部下や従業員の育成は上司、管理職の最重要ミッションの一つです。うわべに出てくる欠点や足りない部分を見つけ出して、そこを駄目だと言うだけで終わっては成長はありません。その根源となっている原因にまで思いを巡らせて、どうすればそれを改善できるか、その問題点を解消できるかを考えるのが育成です。

 

 また、こういうケースでもう一つ問題なのが、そういった短絡的思考プロセスや批判的な思考は意図せずとも日常の中で随所に出て来てしまうということです。人は自分に対する批判的な目には敏感なものです。そんな状態になってしまっては、信頼関係を築くことなどできません。組織としてのシナジーを生みだすためには、こういった短絡思考、批判思考は捨てるべきです。

 

 とは言え、実践するのは難しいという面があるのも事実です。指導育成でお困りの方は、ジャパン・リサーチ・ラボにご相談ください。ご相談はこちらへ。

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