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指示待ちの雛鳥症候群

 「最近の若い人達」という言葉は、自分が年寄りになったような気分になるのであまり使いたくないのですが、やはりジェネレーションギャップと言いますか、この言葉を使って言いたくなること、シチュエーションがたくさんあります。

 

 最近の方は皆さん知識だけは必要以上にたくさん持っていて、ある意味頭でっかちになっていることもあるかと思いますが、とても器用です。色々なことに対して、こちらから言えば器用にこなして、100点満点ではないにしてもそつなくこなしてくれます。そういう意味では優秀なのかもしれないのですが、前述の通り100点満点ではなく60点の一応「可」という感じで、何よりも、自分から動くのではなく指示があれば動くというところが大きな不安を感じさせます。

 

 中には、こちらから指示が無いとぼーっと時間を過ごして、何とはなしにPCの画面を眺めているような新人もいます。声をかけると、先輩から特に仕事の指示が無いので、その指示を待っていますと平気で答える始末です。学生ならそれでも許される部分はあったかもしれませんが、社会人はそれでは許されません。細かなことを言えば、そうやっている間も給料は発生しているのですから。

 

 また、指示待ちという意味では、何か報告や連絡に来た時も、「どうしましょうか」、「どうしたら良いでしょうか」というフレーズを連発します。やはり、ここでも自分で考えるということをしないで指示待ちなのです。どうして、「〇〇で良いですか」と自分の考えを言えないのかと思ってしまいます。これでは、単なる作業者、作業ロボットで、自分の存在価値を自分で否定しているようなものです。

 

 このようになる背景には、責任を取りたくないという意識が強いことが挙げられます。若者言葉の特徴の一つとして、何事も断定的口調を使わず、疑問形式で話すというものがあります。「〇〇という感じ?」というような言い方です。これは、積極的に自分の意見を述べないことで責任回避すると同時に、グループの中で浮くことを避けていると言われています。友人グループの中ではこれでも良いかもしれませんが、仕事の中では困ります。こんな思考では何かを生み出すことはできません。

 

 皆さんの職場にも口を開けて指示を待っている「雛鳥症候群」の若手や、場合によっては中堅がいるはずです。

 

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