JRLテックログ

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転職、独立を志す人たちへ

 人材の流動化ということが言われ久しいですが、実際に中途採用が日常的に行われており、中には新卒よりも中途採用の方が数が多いという企業も現れています。そういった意味で、転職や中途採用に対する心理的ハードルは極めて低くなっていると言えます。そのため、このブログを読んでいただいている皆さんの中にも転職を考えておられる方、中途採用を考えておられる方も少なくいかもしれません。

 

 ただ、採用側にとっては新卒に比べると中途採用の難易度は高いと言えます。やはり即戦力を期待することもあって、新卒以上にマッチングが重要となります。必要とされるスキルや経験、培ってきたものと期待職務のマッチングはそう簡単ではありません。このような状況を生んでいる理由はいくつかありますが、その一つが転職したい側、応募者側の価値基準がほとんどの場合、現職の社内基準になっていることが挙げられます。

 

 例えば、分かりやすい例を挙げると、ある技術についてNo.1でしたと言っても、そのNo.1の基準は社内ということがほとんどです。また、賞罰で社内表彰を受けたと言っても、実はその会社では実績よりも勤続年数など順番の要素が大きければほとんど価値はありません。一方で、募集側は自社での活躍を期待しているわけですから、自ずと社内基準での判断になります。

 

 このように、双方が異なる基準で話を進めようとしているのですから、なかなか内容が噛み合いません。結局蓋を開けたら、相手の基準を鵜呑みにして判断していたり、人柄で判断したりといったことが起きてしまいます。このような状態は言うまでもなく、こんなはずではなかったというミスマッチの原因となります。

 

 このような背景もあって、最近になって採用側はより客観的な指標を用いる方向に変わりつつあります。分かりやすいのは、語学で言えばTOEICTOEFLといった客観指標の導入です。この他には、知財の出願件数や、論文や学会発表などを指標の一つとして用いている企業もあります。

 

 これらのことを考えると、応募者側に求められるのは、社内基準で自分を磨くことももちろん必要ですが、それらを基盤として社外の基準、社会標準で自分の客観的価値を表現することを検討する必要があると言えます。例えば、積極的に社外に出て社外に自分の存在を知らしめるというような努力、社外基準での自身のスキルのスケーリングを行う努力が必要です。

 また、同様のことが転職ではなく、独立開業、起業する場合にも言えます。

 

 転職を考えておられる方、独立、起業をしようと考えておられる方は、社内基準での表現だけでなく、社外基準、社会基準で自分を表現できる、自分自身の客観的価値というものを今一度考えて見られることをお勧めします。

 

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