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ベテランと新米の違い

 皆さん、ベテランと新米の違いはどこにあるとお考えでしょうか。

 

 まず思いつくのは、知識や経験の量かと思います。その通りです。ただ、これらは本質的には両者の違いを形成している元になっているものであると言えます。ここで言う違いとは、こういった知識や経験の違いから生じる実務上、実際上の違いです。

 

 それは、「できる」、「できない」の判断です。新米は、この区別が性格に付けられません。しかし、ベテランは明確にこの両者を区別することができます。これによって、結果として、できる範囲が広がるのです。

 

 そして、このできる、できないの正確な判断があるからこそ可能となるのが、許容できる安全マージンの広さです。すなわち、どこまで無理やチャレンジができるかということです。ベテランは、技術の背景やそこに隠れる理由が理解できているので、どこまでなら規定範囲を超えてもリカバリー可能かということを判断することができます。

 

 要するに、できる、できない、可能な無理の範囲など、様々な判断が正確にできるかどうかが新米とベテランを分ける大きなものの一つです。例えば、できないというのも、本質的、理論的に不可能なのか、それとも、自分の力量的に無理なのかの判断がベテランはできるのです。これに対して、新米は両者の区別ができず、ただできないという状態になります。

 

 そして、この判断の元になっているのが経験や知識など、ベテランの内面にあるものであり、一般に暗黙知と呼ばれているものです。しかし、この暗黙知は字が示す通り、場合によっては本人すら明確に認識できていないことが少なくありません。このため、いわゆる技術継承が難しいのです。ベテランから新米へとスムーズは技術継承をすることが企業を維持する上では極めて重要となります。

 

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