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文言化によるアイデアと思考の整理

 誰しも日常的に色々なことを考えています。ましてや、技術者は色々なアイデアや思考を日々巡らせています。しかし、そういった思考プロセスの中で出てきたアイデアや考えを本当に、明確に認識しているでしょうか。大抵は頭の中でのプロセスで終わる、すなわち、「思い付いた」という段階で思考が終わっているのではないでしょうか。それで本当に自分の思考がまとまった、自分の思考を認識できた、具体化できたと言えるでしょうか。

 

 頭の中だけにある段階というのは、まだ思考がまとまっておらず、モヤッとした靄がかかったような状態にあると言えます。従って、本人ですらまだ漠然としか自分の考えを理解していないような状態です。この段階で思考がまとまったと判断して、思考を停止させてしまうと、後で自分でも分からなくなってしまうことがあります。

 

 こんな時に一番良いのは、人に自分の思考を話す、伝えるということです。そうすることで言葉として表現するので、思考が足りない、まとまっていない部分を認識することができます。良く言われる、勉強においても最も良い勉強法は人に教えることであるというのと同じです。そういう意味では、伝えられてこそ思考がまとまったと言えるでしょうか。

 

 ただ、なかなか人に話すというのは現実的な問題もあるでしょう。そんな時は、紙に言葉として書き出すという方法があります。自分の中では十分に考えて、まとまっていたつもりでも、いざ文言として書き出そうとするとまとまった文章、表現にならないものです。そこで、もう一度考え直すことができます。言うなれば、自分で自分に説明する、もっと言えば、「言霊のパワー」を借りるということです。

 

 最近はすぐにスマホやPCを使うというケースが多くなっていますが、どうしてもそれらの機器に入力するときには、文字通り「入力」というワンクッションが入るのでそこで思考が停止してしまいます。しかし、書くという動作はより自然に行われるので、思考の妨げになりにくいと言えます。

 

 書くといっても、きれいに書く必要はなく、裏紙にメモのような走り書きでも良いですし、マイドンマップのような書き方をしても良いでしょう。ポイントは、自分の頭の中にあることを、頭の外、紙の上に引き出すということです。殴り書きのように書いてしまってからもう一度思考して考えをまとめる作業を行って良いでしょう。いずれにしても、「書く」ということに大きな意味があります。そして、書くにことによって、思考を論理的、客観的に行うことができるという効果もあります。

 

 皆さんも是非、「書く」ということのパワーを見直してみて下さい。

 

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