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会議運営のポイント(反対意見をどうするか)

 会議や打ち合わせでは、反対意見や異なる意見でコンフリクト(衝突)が起きることがあります。コンフリクトが起きること自体は当たり前のことで、どちらか言えば起きない方がおかしいと言えます。コンフリクトが起きないような場合には、参加者の選定に問題があります。様々な意見や考えを持った多様性を持った参加者が意見を交換し合うことで新たなアイデアや進歩が生まれるのですから、シャンシャン会議ならメールか書類回覧で済ませばよいのです。

 

 さて、話を戻して、そのような必然とも言えるコンフリクトが起きた時、実際にはどうすれば良いでしょうか。「あー、コンフリクトが起きて良かった」と言って済ませるわけにはいきません。そこから、議論を収束させていかなければなりません。

 

 そのような状況になった時にまず考えるべきは、コンフリクトの根本がどこにあるかです。通常は意見の対立ということになりますが、ここで言っているのは、その意見の対立が何によって生み出されているかということです。それが適切かどうかは別にして、必ず双方がそれぞれの「論理」を持っているはずであり、その論理が衝突している状態がコンフリクトです。従って、その論理の根底を考えることでコンフリクトを解きほぐそうということです。

 

 まずよくあるパターンが、感情的なコンフリクトです。極端な場合には、ある人の意見には必ず反対するというケースもあります。このケースはとても厄介です。感情で判断しているので、取り付く島が無いこともありますし、場合によっては火に油を注いでしまうこともあります。このような時には、議論の土俵を感情ではなく、論理的な対立へと導くことが必要です。

 

 また、別のパターンは感情論ではないが、論理が対立している場合です。一見するとどちらの意見ももっともで、どちらの意見を採用しても良いように思えることも珍しくありません。このような場合には、議論のテーマ、目的、そして、優先順位をもう一度整理することが有効です。そうすることで、論理がフォーカスすべきことが改めて確認できるので、それによって判断をしていくことができます。そして、もう一つのポイントは双方の論理を読み解くことです。どこに拠り所を置いているのか、どういう仮説、前提で論理を展開しているのかというようなことを可視化していきます。

 

 いずれの場合も共通する重要なことは、勝ち負けで考えないということです。このような考え方をしてしまうと、結論に全員が納得するということが難しくなります。どちらかの論理の矛盾や間違いを探し出して潰そうというようなアプローチは避けるべきです。また、安易に多数決に逃げることも避けなければなりません。論理的に考えて、どう結論するのが最適なのかということを判断基準にすることが重要です。場合によっては、第3の選択肢を模索することも必要です。

 

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