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戦略と競争

 企業運営、経営においては、市場原理とも言うべき競争は避けることができないものの一つであるというような言われ方をしています。このことは、競争戦略という言葉があることからも、競争が重要な要素であることは間違いありません。しかし、本当に競争は必然と考えるべきなのでしょうか。今回は、戦略と競争という点について、これらのことを踏まえながら考えてみたいと思います。

 

 現在のように市場が重なり合い、過密化していると、何をやっても競争は避けられそうにないと思えます。ブルーオーシャンという言葉もありますが、当初は競争がなくても、そこがいわゆるブルーオーシャンであると認知されると、競合があたかもハイエナの如く沸いてきて一瞬のうちに競争世界が生まれてしまうこともしばしばです。また、逆にそういった場を見つければ、自分自身も含めて誰しも当然参入しますから、競争が発生することになります。

 

 しかし、そういった競争を前提とした戦略は本当に必然なのでしょうか。決してそんなことはありません。市場に参入する場合も、競争以外にも様々な戦略を取ることができます。例えば、住み分け、差別化などです。果たしてどのような戦略を取るべきなのでしょうか。結論を端的に言えば、当たり前ことですが、「勝てる戦」を仕掛けることです。従って、完全なガチンコの競争を前提とした戦略というのものは最悪の戦略であると言えるでしょう。

 

 ニッチを見つける住み分け、競合が持たないものを加える差別化などの、真っ向勝負を避けた競争戦略というのがよりベターな戦略であると言えます。この考え方の最たるものが冒頭で書いたいわゆるブルーオーシャン戦略です。しかし、前述のとおりブルーオーシャンはいつまでもブルーオーシャンではないことはもちろん、現代においてはブルーオーシャンを見つめることは容易ではありません。したがって、ブルーオーシャン戦略とは文字通りブルーオーシャンを探すという言い方もできますが、逆の言い方をすればレッドオーシャンを避けると言うことができます。または、ブルーオーシャンを自ら創造するということも必要になるでしょう。すなわち、市場創出、顧客創出です。

 

 競争戦略の策定においては、確かに競争を全く避けることはできません。前述のように現代のような過密市場では、何らかの形で競争は起こります。しかし、だからと言ってそこで真っ向勝負をするのではなく、可能な限りそれを避けて、勝てる戦を仕掛けることがポイントです。

 

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