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ものごと(仕事)が上手く行かない理由(失敗する8つのタイプ)その1

 様々な相談を受けていると、一定数、「どうしても仕事が上手くいかない」、「失敗が続く」というお話が出てきます。もちろん、これらには色々な理由、原因があるわけですが、そんな中でも良く観察していると、こういう悩みを持っている人にはいくつかのタイプが存在することが分かってきました。そこで、今回はそんな失敗の底なし沼から抜け出すために、これらのタイプについて書いてみたいと思います。

  一つ目のタイプは、「根性、精神論タイプ」です。このタイプは、とりあえず頑張れば良い、苦労していればそのうち上手く行くと考えてしまいます。効率であるとか、論理性であるとかは全く眼中になく、ただただしんどい思いをして頑張ることが全てという考え方です。そのため、上手くいかない、失敗すると、このタイプは頑張り方が足りないと考え、さらに頑張ろうとします。しかし、上手く行かない理由をほとんど考えていないため、堂々巡りに陥ってしまいます。また、このタイプのもう一つの特徴は、何か、特に作業をしている、手を動かしていると仕事をしている、頑張っていると考える、逆に言うと、手を動かさなければ仕事ではないと思っている点です。このため、同じ間違いを繰り返して、負の連鎖から抜け出せないという状況に陥ってしまいます。

 このタイプは、いったん手を止めて、立ち止まって、じっくりと考える、振り返るということが重要です。その上で、効率や論理性、そして、成果視点で物事を捉える、考えるということを意識することが必要となります。

 

 二つ目のタイプは、「完璧主義タイプ」です。このタイプは、何事も100点満点でなければ満足できません。そのため、些細な部分に囚われる、いわゆる重箱の隅を突くようなところに時間や労力を取られて、全体が進みません。また、最初に決めたことに固執するという特徴も持っており、状況の変化に対応できず、手段が目的化してしまうことが多く見られます。そして、自分の価値観に固執する側面もあるため、周りが見えなくなる、アドバイスや忠告を受け入れないため壁に阻まれてしまうこともしばしばです。

 このタイプは、優先順位を検証するということが必要になります。それによって、重箱の隅に囚われることを避けるという考え方を身に付けなければなりません。そして、目的、ゴールをしっかりと考えて意識することも重要となります。例えば、アウトプット志向、成果を出すことを最優先に考えるというようなことです。

 

 今回は、これら「根性精神論タイプ」、「完璧主義タイプ」の二つを解説させて頂きました。次回以降残りのタイプについて解説を続けていきます。

 

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