下記セミナーを開催します。
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【タイトル】
実験結果の活用と
記録・実験ノートの取り方
【概要】
研究開発においては、適切な実験方法の検討はもちろん、適切なデータ解析や、知財化・権利化が必須であり、そのためには「記録」が重要であることは言うまでもありません。
近年は機器類の発達で実験データを容易に得ることができる反面、無計画に実験を行って、日々増えていくデータに溺れてしまっている状況が生まれています。
研究者は目的に合わせて実験を計画し、データを取得・解析し、それらを記録し、まとめることを正しく行わなければなりません。しかし、多くの開発現場では実験実務に関する教育はほとんど行われていないのが実態です。
自己流の方法に頼り、人員/部署間でのレベルのバラつき、共有性の欠如といった問題がおき、最悪の場合、権利化におけるevidenceとなりえないことも想定されます。
そこで、この状況を打開し、確実に結果を成果へと昇華させ、より効率的な開発を実現するために必要な知識を、特に実験ノートに代表される記録に重点を置いて詳細に解説します。
【受講対象】
・ 研究・開発部門の実務担当者
・ 若手研究者に指導する管理者・リーダーの方
など
【修得知識】
□ 実験の考え方
□ 実験計画の立て方
□ 実験ノートの書き方
□ 記録の使い方
□ 情報整理
など
【開催日】
2018/06/15 10:30~16:30
【会場】
大阪(日本能率協会 研修室)
【受講料】
非会員: 53,000円
【プログラム】
1.イントロダクション
1-1 実験と開発
1-2 結果を成果へ
1-3 魔の川・死の谷・ダーウィンの海
2.実験ノート
2-1 実験ノートとは
2-2 Evidence
2-3 実験ノートの意義
2-4 実験ノートに書くこと(項目)
2-5 実験中に書くこと
2-6 実験後に書くこと
2-7 書き方のルール
2-8 実験ノート=実験の作業記録?
2-9 記述は具体的に
2-10 定性的情報、状態情報の記録
2-11 リアルタイム
2-12 データ・情報の整理、保存
2-13 名前の付け方
2-14 実験ノート・記録の使い方
2-15 修正・加筆・削除
2-16 付箋の使用
2-17 機器出力シート
2-18 写真の活用
2-19 参考資料
2-20 アドバイス
2-21 実験テーブルの作成
2-22 書籍のような実験ノート?
2-23 ちょっとしたコツ
2-24 偉人の実験ノート
2-25 こんな実験ノートも
2-26 記録、証拠としての保全
2-27 絵コンテノート
2-28 実験シート例
2-29 表紙とインデックス
2-30 最初の2ページ
2-31 ノートの例
2-32 実験ノート ⇒ 研究ノート
2-33 ページの使い方(改ページ)
2-34 ノートの選択
2-35 ノートのサイズ
2-36 実験ノート以外の記録
2-37 チェック
2-38 データの保存(参考資料)
3.実験の基本と心得と実験ノート
3-1 実験の基本プロセス
3-2 実験を始める前のポイント
3-3 実験中の心構え
3-4 実験終了後
3-5 実験が上手くいかない時
3-6 実験の絶対的タブー
3-7 良くあるパターン
4.実験計画
4-1 計画の考え方
4-2 シナリオメイク(仮説構築)
4-3 実験条件の考え方
4-4 実験計画法の意味
4-5 リソースマネジメント
5.研究開発のための思考
5-1 計画と考察のための考え方
5-2 目的志向
5-3 アウトプット志向
5-4 思考のポイント
5-5 メタフィールド思考
5-6 逆説的思考
5-7 イメージ化
5-8 失敗からのリカバリー
5-9 認知バイアスの罠
5-10 目利き力
5-11 ヒラメキの種
5-12 イノベーションを生む発想と行動
6.コミュニケーションと情報発信
6-1 コミュニケーションとは
6-2 技術者の報連相
6-3 ミーティング
6-4 ノートを元に
7.仮説思考による研究開発と問題解決
7-1 仮説が必要な理由
7-2 課題解決・研究開発とは
7-3 実験の本当の意味
7-4 仮説の検証と実験
7-5 仮説の考え方
7-6 仮説の精度を決めるもの
7-7 結論の条件
7-8 仮説モデルの構築
7-9 仮説→課題設定→計画
7-10 2種類の事実
7-11 ノートで区別
8.まとめ(研究者の心得)
8-1 探究心と追求心
8-2 技術力のポテンシャル要素
8-3 4つの基本力
8-4 2種類の感
8-5 研究者の成功要素
8-6 知識と知恵
8-7 実験の神髄
8-8 研究開発フロー
9.質疑