JRLテックログ

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ジャパン・リサーチ・ラボが提供する技術コンサルティング、人材育成、戦略策定、セミナー等の様々なコンテンツに関する情報を提供するブログです

モチベーションに対する影響要因

 モチベーションマネジメントという言葉もあるぐらいに、近年特にモチベーションが重要視されています。しかし、モチベーションは人の内面、気持ち、心に大きく関わることから論理的に説明することは困難であるため、本人ですらコントロールすることは容易ではありません。そのため、経験的な知見によって考えることも必要となります。また、様々な要因によって影響を受けやすいことも難易度を挙げているともいえます。

 そこで、今回はモチベーションに対する影響要因について書いてみたいと思います。

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20200703WEBセミナー(【Live配信】 分かる・伝わる・納得できる 報告書・レポートの書き方のポイント・コツ)

下記セミナーを開催します。

お申込みは、HPのお問い合わせボタンよりお願いします。

 

【タイトル】


【Live配信】
分かる・伝わる・納得できる
報告書・レポートの書き方のポイント・コツ

セミナーはWeb配信方式にて実施します

 

【概要】

 出張報告や技術レポート、論文など日常業務の中で様々な文書を作成する機会があり、業務において文書は無くてはならないものである。そして、文書は最終結果、成果を示すものであることがほとんどであり、文章の出来の良し悪しで成果の評価も変わってくると言っても過言ではない。また、文書に作者が帯同して説明するようなことは無いので、文書は独り歩きするものである。従って、意図と異なる伝わり方がするような文書を作ってしまうと誤解を招いて大変なことになってしまう。
 このように、文章作成は業務、企業活動において極めて重要なものであるにもかかわらず、ほとんど教育の機会が無いという現実がある。仮に何らかの教育があったとしても、文章そのものの教育であることはほとんどなく、いわゆる日本語の教育である。言い換えると、文章作成においては高校生までの知識で止まっているということになる。
 本講座は、正しい日本語の使い方はもちろん、文書の構成、ストーリーの組み方について詳細、そして、伝えたいことが伝わる、分かりやすい、読みやすい文章の実現といった文章の書き方について詳細に解説する。

 

テレワークとなっている今こそ

スキルアップ自己啓発学習のチャンスです

 

【対象】

・文章作成が苦手な人
・若手、中堅技術者
・部下の文書を添削、チェックする管理職
・日常的に文書作成をする必要のある人
・より分かりやすい、伝わる文章を書きたい人

  など

 

【修得スキル】

・文書の構成
・ストーリーの組み方
・伝わる文章の書き方
・情報、意図の伝え方
・正しい日本語の使い方

など

 

【開催日】

  2020年7月3日 10:30~16:30

【会場】

   Webセミナー ※会社・自宅にいながら学習可能です※  

【受講料】

 49,500円(税込み、テキスト代含む)

 

【主な内容】

1.ウォーミングアップ

2.イントロ:報告書、レポートとは

 文書、報告書の基本について分類や使い分けについて説明すると同時に、特に報告書が必要とする構成要素やベースとなる注意点等について解説する。
 2.1 意義
 2.2 報告書とは
 2.3 そして、報告書は
 2.4 3大文書
 2.5 伝聞と報告
 2.6 報告型の分類
 2.7 演習
 2.8 報告書の3要素
 2.9 意識すべきこと

3.報告書の基本 (コツ・ポイント)
 報告書を書くにあたって必要となる中核要素の詳細な説明とその考え方について解説すると同時に、背骨となるストーリーの構成の考え方、構成の方法、パターン等を中心に解説する。
 3.1 目的在りき
 3.2 演習
 3.3 ゴール
 3.4 テーマと期待
 3.5 ペルソナ
 3.6 演習
 3.7 ペルソナの読心
 3.8 演習
 3.9 伝えたいこと
 3.10 テーマを共有する
 3.11 構造的であること
 3.12 ストーリー性と論理性
 3.13 論理性の付加
 3.14 論理とは
 3.15 ストーリーとは
 3.16 ストーリーの組み立て
 3.17 論理性と理解の基盤
 3.18 報告書、レポートの基本構成
 3.19 全ては説明されている事
 3.20 要点の明示
 3.21 前提条件(背景)を共有する
 3.22 レベル合わせ

4.文書作成の手順
 文書作成における基本的な流れをフローを用いて説明すると同時に、基本構造のパターンとその構築の方法について解説する。
 4.1 演習
 4.2 文書作成フロー
 4.3 要点スタート
 4.4 ピラミッドストラクチャー
 4.5 トップダウンピラミッドメイク
 4.6 ボトムアップピラミッドメイク

5.報告書を成功に導く準備
 報告書を書くときに最も重要となることの一つである準部について、どのように文書の基本骨格を決め、それを構成する内容を選んでいくのか、そして、全体ストーリー構成していくかについて解説する。
 5.1 テーマの一般化
 5.2 伝えたいことは何か
 5.3 取捨
 5.4 知→理→信
 5.5 書き出し&ランク付け
 5.6 見合った根拠
 5.7 マインドマップ
 5.8 フローチャート
 5.9 シナリオ絵コンテ
 5.10 ワンフレーズ化
 5.11 偉大な先人

6.伝わる報告書
 伝えたいことを相手に伝える、納得を得るという報告書の本質となる部分について、どうすれば分かりやすく表現することができるのか、どのように説明すれば良いのかといった様々な方法、テクニックを解説する。
 6.1 伝わってこそ成果
 6.2 全てが決まるイントロの書き方
 6.3 神は細部に宿る
 6.4 ストーリーで語る
 6.5 ロジックで納得させる
 6.6 考えの伝え方
 6.7 具体化と抽象化
 6.8 情報階層
 6.9 3態変化
 6.10 イメージ想起
 6.11 要約と対比・例示・置換
 6.12 演習
 6.13 小結論
 6.14 見出し-結論

7.文章の基本
 報告書に限らず、日本語の文書を書くにあたって、必ず理解しておかなければならい日本語の基本について、特に技術文書と観点で解説する。
 7.1 文章力とは
 7.2 簡潔に
 7.3 つなぎ語
 7.4 接続詞
 7.5 句読点の打ち方
 7.6 文章の印象
 7.7 用語の統一
 7.8 冗長的表現
 7.9 二重否定
 7.10 ストレート文化
 7.11 連続同意語
 7.12 連続表現
 7.13 曖昧表現
 7.14 接続後の範囲
 7.15 近接配置
 7.16 副詞による予告
 7.17 「~は」と「~が」の使い分け
 7.18 詳細≠分かりやすい
 7.19 日本語の乱れ
 7.20 カタカナ言葉
 7.21 その他

8.文章の構造
 文書には様々な構成やパターンが存在するが、それらについてここに説明すると同時に、報告や提案など目的に沿ったそれらの使い分け、最適化から各構成要素の書き方について解説する。
 8.1 見出し
 8.2 3パート構成
 8.3 起〇〇結
 8.4 ピラミッドストラクチャー
 8.5 ストーリーロジックの構成
 8.6 ロジックの矛盾
 8.7 情報の構成
 8.8 前提条件を共有する
 8.9 報告型報告書の構成
 8.10 教育型報告書
 8.11 承認型報告書
 8.12 基本構成
 8.13 事例:研究報告書の構成要素
 8.14 構成要素
 8.15 イントロ(背景)で重要なこと
 8.16 構成の例(問題対策)
 8.17 方法で重要なこと
 8.18 結果で重要なこと
 8.19 考察で重要なこと
 8.20 結論で重要なこと
 8.21 良くあるパターン

9.様々な表現方法
 報告書においては様々な情報やデータを説明する必要があるが、特に技術文書で重要となるデータの表現方法について様々なテクニックや注意点について解説する。
 9.1 曖昧表現
 9.2 図表のルール
 9.3 データの伝え方
 9.4 グラフの工夫
 9.5 トリック
 9.6 グラフは、
 9.7 情報、データの読み方

10.文書のチェック(推敲)
 文書作成において欠かすことのできない推敲の方法やテクニック、コツ、注意点について解説する。
 10.1 推敲のポイント
 10.2 主語-述語
 10.3 推敲タイミング
 10.4 推敲者
 10.5 その他の推敲のポイント
 10.6 分かりやすい文章にするために
 10.7 引用

11.まとめと質疑

12.演習振り返り

期待理論とは何か(モチベーションを上げるには)

 行動を起こす、何かにトライするといった時には、感情的ハードルを越えることが必要であり、そのドライビングフォースの代表がモチベーションです。しかし、人は感情の生き物であり、意思決定や行動は感情の影響を多分に受けます。そのため、理屈だけでは思うような結果を得ることができないという側面を持っています。ただし、全てが論理的に整理できないというわけではありません。

 今回はそんなモチベーションを上げるということについて、論理的説明を試みた理論について書いてみたいと思います。

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20200624WEBセミナー(【Live配信】 XPS(ESCA)の基礎と実践応用テクニック)

下記セミナーを開催します。

お申込みは、HPのお問い合わせボタンよりお願いします。

 

【タイトル】


【Live配信】
XPS(ESCA)の基礎と実践応用テクニック

セミナーはWeb配信方式にて実施します

 

【概要】

 表面、界面はあらゆる技術や製品の基盤となるものであり、現在扱われる材料やプロセス、技術、商品で表面や界面が関与していないものは無いと言っても過言ではない。そのため様々な分析手法が開発されているが、その中の代表がX線光電子分光法(XPS、ESCA)である。装置の発達で測定は比較的容易になってきているとはいえ、それと共に間違った理解や手順で測定、解析を行い、正しい情報が得られていないケースが増えている。
 本講では、表面、界面の基礎から、XPSの原理基礎はもちろん、測定、解析の手順、技術的テクニック、コツやノウハウまで応用事例を交えて解説する。

 

テレワークとなっている今こそ

スキルアップ自己啓発学習のチャンスです

 

【対象】

・研究開発部門、分析部門、製造部門、品質保証部門など技術部門全般
・若手から中堅を中心とした担当者
XPSの教育を行うリーダー、マネージャー

  など

 

【修得スキル】

・表面分析の基礎
・表面分析の考え方と活用法
XPSの手法基礎
・測定のコツ、ポイント
・解析のコツ、ポイント

など

 

【開催日】

  2020年6月24日 10:30~16:30

【会場】

   Webセミナー ※会社・自宅にいながら学習可能です※  

【受講料】

 49,500円(税込み、テキスト代含む)

 

【主な内容】

1.表面とは
 1.1 表面・界面の重要性
 1.2 表面(薄膜)とは?
 1.3 XPSで分析する表面の要素
 1.4 XPSが対象とする表面現象

2.表面分析の分類 
 2.1 表面分析に用いる主な手法と選び方 
 2.2 表面・微小部の代表的分析手法

3.サンプルの取り扱い
 3.1 表面分析の心構え
 3.2 サンプリング
 3.3 サンプリング(粉末)
 3.4 裏表の表示
 3.5 汚染の例

4.XPSの基本
 4.1 光電子の発生
 4.2 XPSの原理と特徴
 4.3 XPSの検出深さ
 4.4 Binding Energy の規則性
 4.5 XPS装置の基本構造    
 4.6 X線
 4.7 光電子アナライザー
 4.8 ワイドスキャン(サーベイスキャン)
 4.9 ナロースキャン(代表的な元素)
 4.10 バックグラウンド
 4.11 エネルギー損失ピーク
 4.12 シェイクアップサテライト
 4.13 電荷移動サテライト
 4.14 金属ピークの非対称性
 4.15 サテライトピークの利用
 4.16 スピン軌道相互作用

5.測定条件
 5.1 より正確な定量値を得るために
 5.2 積算回数
 5.3 パスエネルギーの影響
 5.4 ピークの重なり

6.チャージアップ対策
 6.1 チャージアップ
 6.2 帯電中和のメカニズム
 6.3 電子-Arイオン同軸照射型帯電中和機構
 6.4 中和銃の設定例
 6.5 チャージアップ補正条件
 6.6 化学状態による違い
 6.7 チャージアップへの工夫

7.解析の基本
 7.1 バックグラウンド処理
 7.2 XPSにおける定量
 7.3 感度係数
 7.4 相対感度係数の例
 7.5 より正確な定量値を得るために
 7.6 スペクトルのピーク分離

8.化学状態解析
 8.1 元素同定
 8.2 化学状態の同定(C1s)
 8.3 C1sケミカルシフト
 8.4 ポリマーの分析例
 8.5 金属の価数評価
 8.6 ケミカルシフトの注意点
 8.7 チタンの化学状態

9.構造解析
 9.1 異なる構造のTi2p
 9.2 バレンスバンドの活用
 9.3 例(アナターゼ&ルチル)
 9.4 異なる構造のバレンスバンド
 9.5 アナターゼ/ルチル比
 9.6 アナターゼ/ルチル混合比
 9.7 XRDとの比較
 9.8 XPSによる混合比解析と光活性
 9.9 XPSによる光活性解析
 9.10 価電子帯スペクトルの活用
 9.11 オージェピークの活用
 9.12 オージェパラメーターの活用

10.深さ方向分析
 10.1 角度変化法
  10.1.1 XPSにおける分析深さ
  10.1.2 角度変化測定による深さ方向分析
  10.1.3 IMFPの計算
 10.2 イオンエッチング
  10.2.1 イオン銃の基本構造
  10.2.2 デプスプロファイルのワークフロー
  10.2.3 エッチレートの決定
  10.2.4 試料の回転
  10.2.5 デプスプロファイル測定の設定のポイント
  10.2.6 イオンエッチングダメージ
  10.2.7 酸化膜の深さ方向分析
  10.2.8 イオンエッチングによるクロスコンタミ
 10.3 測定ダメージとその抑制
  10.3.1 ポリマーへのArイオン照射
  10.3.2 イオンエッチングダメージ
  10.3.3 エッチング条件とダメージ
  10.3.4 クラスターイオン銃
  10.3.5 エッチング条件とスパッタレート
 10.4 HAXPES

11.イメージング
 11.1 Si基板上のCrパターンのマッピング
 11.2 Atomic% Mapping
 11.3 マッピングとパラレルイメージング
 11.4 イメージング測定の例

12.ハイブリッド分析
 12.1 ハイブリッド分析
 12.2 XPSによる光触媒の解析
 12.3 XPS&ラマン
 12.4 光活性とXPS、ラマン解析結果

13.その他補足
 13.1 界面で正体不明のピークシフト
 13.2 再汚染の影響(Si基板)
 13.3 参考文献等
 13.4 ちょっと便利なサイトやソフト

14.解析の実例
 14.1 XPSによる紫外線照射PIの解析
 14.2 表面構造変化の解析(XPS
 14.3 気相化学修飾法

15.まとめ

16.質疑

日本で新型コロナの感染数、重症化率、死亡率が低い理由(仮説)

 本記事は、様々な情報を元にした仮説であり、疫学的を含めて検証等を行ったものではありません。

 

仮説1: 検査数が少ないために見つかっていないだけである。

 確かにこの可能性はあると考えられます。東京オリンピックの延期が決まってから東京での検査数と感染数が増えたようにも見えます。しかし、一方でこの仮説が正しく実際の感染数が発表数よりもはるかに多いとすれば、重症患者、死者数も多いと考えるのが妥当です。ここでも、見落とされているだけ、さらには、隠蔽されていると言えばそこまでですが、それでも有意な差異は認められると考えられます。ここに加わる仮説として、日本人は重症化しにくいということがありますが、これは後述します。

 

仮説2:日本人は重症化しにくい

 これには様々な原因が推定されています。

・日本人の行動が感染を抑制して、母数が少ないので重症者も少ない

 マスクや手洗いなどの習慣が定着していることが功を奏しているという考え方です。日本では当たり前の食事前の手洗いに習慣は、欧米ではあまりないと言われています。また、コミュニケーションの形も違います。これらの違いが感染拡大を抑制して言うという考え方です。一定の効果は考えられますが、これだけを理由に諸外国との重症化率や死亡率の低さを説明することは難しいでしょう。ただ、感染拡大抑制には大いに効果があることは言うまでもありません。

・日本人が持つ免疫システムの固有性

 そもそも日本人のコロナ耐性が高いというような考え方です。生活様式や文化の中で免疫系が鍛えられるというような可能性もありますが、国民全体が持つというにはアジアとの関係性やそのような特性の獲得期間から考えて可能性は低いのではないでしょうか。ただ、数年前の新型インフルエンザの時に、懸念されたような状況にならなかったことから、特有の何かが存在する可能性も残ります。

・BCG接種率の高さ

 すでに一部の国でその可能性について試験が始まっています。BCGの免疫系トレーニング効果はいくつかの発表があり、新型コロナの感染状況とBCG接種率、使用株の相関も報告されており、可能性はあると考えられます。ただ、年代別の重症化率等に規則性が乏しいのが気になります。BCGの効果は時間とともに減衰すると言われていることから、であれば重症化率は年齢と一定(滑らかな)の相関があると考えられます。しかし、実際にはそのようになっておらず、60代程度を境に大きく変わっています。これが、単に年齢によるものなのか、それとも、BCG接種率が極端に低い60代以上がということなのかは今の情報では判断できません。また、BCGの効果が経時的に減衰するというのはBCGそのものについてであり、免疫トレーニング効果については情報はありません。

・すでに昨年末から多くの人が感染している

 軽症で済むS型、重症化するL型があるという論文を元に、実は昨年末からS型が蔓延していて多くの人が免疫を獲得しているという考え方です。しかし、最近になって当該論文は修正され、重症化という言葉は消えて、感染しやすいとなっています。また、別の報告では、S型にかかってもその後L型に罹患するというものもあり、現時点ではここに理由を帰着するのは困難という意見も出てきています。

・花粉症等のトレーニング効果

 これは、完全に私見です。日本人は諸外国に比べると花粉症を代表としてアレルギー疾患を持っている人が多いと言われています。アレルギー疾患とは、別の言い方をすれば免疫疾患の一種と言えます。したがって、日ごろから免疫系が鍛えられているという考え方です。また、重症化の原因の一つであるサイトカインストームは免疫系の暴走とも言われていますが、アレルギー症状もその軽いものとも言えます。普段からそういう状況にあるので、対応ができている可能性です。

 

 GW以降、自粛の効果なのか季節の変化の効果なのか、幸いにして感染は落ち着いています。しかし、第2波以降の懸念は当然大きく、また、その間も波を繰り返すと予想されます。そして、予防も治療もまだこれという方法は得られていません。そのため、国内でのワクチンや治療薬の治験が思うようにできない可能性もあります。

 重要なことは、まだまだ安心できないことを忘れないことです。

20200623WEBセミナー(効率的に目的が達成できる 時間管理の考え方と具体的方法)

下記セミナーを開催します。

お申込みは、HPのお問い合わせボタンよりお願いします。

 

【タイトル】


~創造性・生産性を向上し『働き方改革』を成功させるための~
  効率的に目的が達成できる

時間管理の考え方と具体的方法

【LIVE配信】

セミナーはWeb配信方式にて実施します

 

【概要】

 時間は万人誰しもに平等なものの一つであり、どんなに頑張っても時間そのものを生み出すことはできません。業務全ての難易度が上がり、かつ、量も増えている現代において、限られた時間の中で業務をこなしていくには、無駄をなくし、密度を濃くすることで時間効率を高めていくほか方法はありません。一方で、日常業務を見ると時間の効率化と言う観点が欠けていることは誰もが感じるところです。身近な日常業務の中でも、実験に無駄な回り道が多い、結論が出ない無駄な会議が多いなど挙げればキリがありません。そうやって時間が足りないと言いつつ、時間を浪費しているのです。しかし、このような状況であるにもかかわらず、時間管理、時間の効率的活用については、体系的な教育や指導が行われていないのが現状です。そこで本講座では、無駄をなくし、効率を上げることで時間密度を上げて、時間を生み出すための時間管理の方法を事例も交えながらくわしく解説します。

 

テレワークとなっている今こそ

時間の使い方が重要となります

 

【対象】

・研究開発の実務担当者(若手、中堅)
・指導するリーダー、管理者
・新入社員、若手

  など

 

【修得スキル】

 ①時間密度を上げる方法
 ②無駄を見つけて解消する方法
 ③時間を生み出す方法
 ④効率的な時間管理法
 ⑤業務の効率化

など

 

【開催日】

  2020年6月23日 10:30~16:30

【会場】

   Webセミナー ※会社・自宅にいながら学習可能です※  

【受講料】

 31,000円(税込み、テキスト代含む)

 

【主な内容】

1.【イントロダクション(時間管理とは)】
 1)なぜ時間管理が必要か
 2)時間管理とは何か
 3)時間管理とは
 4)タイムマネジメント
 5)時間管理とマネジメント
 6)時間管理要素
 7)時間配分の考え方
 8)業務における「時間」とは

2.【時間管理の基本とポイント】
 1)優先順位
 2)イシュードリブン
 3)ボトルネックシーク
 4)タスクとは
 5)具体例:タスクを考える
 6)タスクの抽出
 7)タスクの分解
 8)リソースマネジメント
 9)時間の生み出し方
 10)具体例:時間の生み出す
 11)時間泥棒の捕まえ方
 12)ワーク

3.【目的と目標】
 1)目的(ゴール)の確認
 2)時間管理における目的目標の意義
 3)目的と目標
 4)目的の構成要素
 5)目標
 6)目標の条件
 7)判断基準
 8)目標設定のためのSMARTルール
 9)ワーク

4.【仮説思考による研究開発と問題解決】
 1)仮説が必要な理由
 2)仮説の考え方
 3)仮説の精度と確度
 4)目的→ゴール、そして、仮説
 5)仮説→課題設定→計画
 6)2種類の事実

5.【シナリオを考える】
 1)シナリオメイク
 2)Howは行動の最後
 3)何が必要か
 4)何に使うのか
 5)全体シナリオと個別作業計画
 6)良くある破綻のパターン

6.【計画の考え方】
 1)タスクから計画へ
 2)計画設定のためのSMARTルール
 3)計画の考え方
 4)タスクの分別と割り付け
 5)ゾンビタスク
 6)解析、まとめ、ミーティングの計画化
 7)イレギュラーの対応
 8)さらに細分化、詳細化
 9)期限の設定
 10)演習

7.【その他のポイント、コツ】
 1)戦略思考
 2)時間価値を上げる
 3)タイムパフォーマンス
 4)デッドタイム
 5)スキマ時間
 6)作業と思考
 7)集中型タスク
 8)超ショートタスク
 9)時間解像度

8.【時間管理手法】
 1)GTD
 2)計画実行の3R
 3)実行フェーズのチェック
 4)ステージゲート

9.【時間管理のための思考法】
 1)思考とは
 2)目的志向
 3)アウトプット志向
 4)思考のポイント
 5)ロジック、要素と逆走思考
 6)逆説的思考
 7)認知バイアスの罠
 8)目利き力
 9)概算力

10.【コミュニケーションと情報発信】
 1)時間管理とコミュニケーション
 2)コミュニケーションとは
 3)技術者の報連相
 4)情報共有のシステム化
 5)二つのミーティング
 6)報告のルール

11.【事例:部下の時間管理】
 1)ケーススタディー:時間が無い?
 2)指示の出し方
 3)指導の方法

12.【事例:実験を計画する】
 1)実験の基本プロセス
 2)実験ストーリーの考え方
 3)実験方法の考え方
 4)情報収集の基本フロー
 5)情報の考え方、扱い方
 6)文献検索のポイント
 7)5大解析視点+1

13.【事例:会議】
 1)会議の実態 
 2)なぜ、会議不要論が出るのか
 3)良い会議とは
 4)会議の7P
 5)基本フロー
 6)目的とゴール
 7)主催者準備フロー
 8)参加者準備フロー
 9)議事録必須項目

14.【まとめ:技術者の心得】
 1)探究心と追求心
 2)企業の技術力のポテンシャル要素
 3)4つの基本力
 4)2種類の「カン」
 5)研究者の成功要素
 6)知識、経験と知恵
 7)実験の神髄
 8)研究開発フロー

15.まとめと質疑

行動解析におけるABC分析

 何かの行動の結果が、期待したものではなかったとき、通常はその原因究明を行い、対策を練るというプロセスが実行されます。行動を起因とした原因究明の場合には、行動解析、すなわち、どういった行動プロセスであったかということを解析するわけですが、言葉で表現するほど簡単なものではありません

 そこで、今回は行動解析の基本である行動のABC分析について書いてみたいと思います。

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