JRLテックログ

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五ゲン主義

 皆さん「五ゲン主義」という言葉をご存知でしょうか。

 

 問題解決、開発など様々な場面で重要になる五つの「ゲン」を言います。

 

  1. 現場
  2. 現物
  3. 現実
  4. 原点
  5. 顕在化

これらを五ゲンと言います。

 

 現場は、どこかのドラマでありませんが、事象は会議室で起きているわけではありません。現場百回という言葉もある通り、まずは現場を確認して、現状を把握する、ベンチマークを行うことが必要不可欠です。

 

 現物は、ファクト、事実と言い換えることが出来ます。すなわち、創造の中で考えたり、議論するのではなく、確固たる事実(ファクト)である現物をベースに進めていかなければなりません。予想や推定も必要ですが、これらをベースにしたり、重ねると間違った思考に陥ってしまいます。

 

 現実は、常に現実を見据えて考え、判断するということです。すなわち、到底実行できない、いわゆる現実的でないことをいくら考えても意味はありません。途中プロセスには創造や予想、推定が入ったとしても、少なくとも最初と最後はリアルの世界でなければなりません。

 

 原点は、初心に帰るという言葉もある通り、行き詰ったりしたらスタート地点に戻るということです。そして、もう一つの意味は、ゼロベース思考、すなわち、先入観や思い込みに左右されないという意味もあります。

 

 最後の顕在化は、可視化、見える化と表現することもできます。すなわち、ある時点で見えているもの、分かっていることが全てではないと常に考えて、掘り下げることが大切です。

 

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