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時間管理の重要性(時間を生み出す考え方、方法)

 1日が24時間であり、1年は365日であることは誰もが知っています。そして、時間は後戻りすることはなく前に進むだけであり、貯めることも借りることもできません。この世界に住む者にとって最もコントロールが難しく、しかし、全てに平等なもの、それが時間であると言えます。だからこそ、時間は大切に、かつ、効率的に使わなければならないのです。

 そこで、今回はそんな時間について、時間の重要性から、どうすれば時間を効率的に活用して、時間を生み出すことができるのかについて考えてみたいと思います。

  時間は平等であり、コントロールすることができないことは誰もが知るところです。しかし、何をするにしても時間を消費しなければならないという宿命を背負っているのも事実です。まずは、このような背景からくる時間の重要性を本質的に理解することが全てのスタートです。分かっていても、何も変えられなければ時間を浪費するだけです。まずは理解し、そして、実際に行動することが重要です。

 

 時間は生み出すことはできません。したがって、目的のために使える時間を増やすためには、無駄な時間の消費を無くすことがスタートになります。しかし、この無駄をなくすというのは頭では分かっていても、実際には簡単なことではありません。これには様々な原因がありますが、一つ目に挙げられるのは、消費の把握がほとんどされていないということです。今日何をしたかと問われたときに答えられる人は多いと思います。しかし、それぞれの行動にどれだけの時間を使ったかを答えられる人はどれほどいるでしょうか。

 

 無駄をなくすためには、まず何に使っているかを把握することが第一歩です。したがって、最初にやるべきことは記録と振り返りです。いったい自分は1日24時間を何に使っているのかを可視化するのです。そして、それを振り返ることで無断な時間の消費を無くしていきます。

 

 しかし、ここで気を付けなければならないことは、時間泥棒の存在です。この時間泥棒には2種類があります。一つは、そもそも前述の可視化に上がってこない、見えない時間の消費です。一番極端なものは何気にボーっとしているような時間です。もう一つは、感覚時間と実時間のズレです。例えば、インターネット検索やメールなどは、最初は5分や10分程度の少しの時間のつもりでいても、気が付くと1時間以上過ぎていたということも珍しくありません。こういったズレも時間泥棒として挙げられます。したがって、前述の振り返りでは正確にそれぞれの作業にどれだけの時間を消費したかを可視化することが重要となります。

 

 また、少し違った時間の浪費に、細切れ時間があります。例えば、30分、1時間という空き時間が出来ればほとんどの人は何かの作業をしようと考えます。しかし、5分や10分となると、何をするでもなく過ぎることが珍しくありません。たかが10分とは侮れません。1週間で50分、1ヶ月では200分を浪費することになるのです。したがって、こういった細切れ時間の活用についても、あらかじめ想定して、手札を用意しておくことが有効です。

 

 まずは、時間を可視化すること、それによって振り返り、そして、改善することです。そうやって、時間を管理し、使える時間を発掘していきます。

 

 無駄をなくしたい、時間を有効に使いたい、時間管理の手法を修得したいという方は、ジャパン・リサーチ・ラボにご相談ください。ご相談はこちらへ。

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