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目標管理に抜けていること

 目標を立てることの重要性は改めて言うまでもないかと思います。多くの書籍やHPページ、セミナーなどで目標の立て方、実行に関するポイントなどが開設されています。もちろん、このブログやジャパン・リサーチ・ラボのHPでも目標に関しては複数の記事を書いています。しかし、実はそれらには抜けている重要なポイントがあります。

 そこで、今回は目標管理において抜けている重要ポイントについて書いてみたいと思います。

  目標は達成するため、達成したいから立てるものです。そして、そのために時間と労力を使って努力することになります。しかし、現実は厳しく、残念がら精一杯の努力をしても目標は達成できないことがあります。

 

 そうです、目標は必ずしも達成できるとは限らないのです。

 

 皆さんは目標が達成できなかったとき、または、達成できそうにないとき、どうしているでしょうか。あきらめる、さらに努力するなど様々だと思います。確かに、目標は達成がゴールになりますが、達成できなかったからと言って何も得られないわけではありません。

 

 すなわち、目標とはゼロ・百ではない、と言うことです。

 

 重要なことは、転んでもタダでは起きない、ことです。

 

 なぜ達成できなかったのか、その原因、理由をしっかりと考え、明らかにすることで次に生かすことが出来ます。努力が足りなかったかもしれないですし、そもそもの目標が達成不可能なものだったかもしれません。または、外的な突発要因によるものかもしれません。まずは、原因を明らかにして、対処ができたのか、それとも、出来ないものだったのかを考えることが重要です。例えば、そもそもの目標が高すぎたという背景には、出来るか出来ないかの判断が間違っていたと推定されます。では、なぜ出来ないものを出来ると判断してしまったのか、そこがポイントになります。自分の能力を過信していたのであれば、今回の失敗によって自分の能力を知ることが出来たことになります。

 

 そして、二つ目の重要なポイントはリカバリについて考えることです。どうしても達成したい目標なのであれば、前述の原因を元にして対応策を考え、今度こそ達成するためにはどうすれば良いかを考えなければなりません。最初の努力を無駄にしないためにもとても重要ことです。

 

 三つ目のポイントは、次からどのようにするかを考えることです。同じ考え方、やり方では、何度やっても結果は同じです。上手くいかなったという事実、結果ら学ぶ、そして、それを糧にするということが重要です。まさに、転んでもタダでは起きないという考え方です。

 

 多くの目標管理の指導では、これらの上手くいかなかったときにどうすべきかということはほとんど説明されていません。しかし、現実を考えれば、これらのことはとても重要なことであると言えます。

 

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