JRLテックログ

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ジャパン・リサーチ・ラボが提供する技術コンサルティング、人材育成、戦略策定、セミナー等の様々なコンテンツに関する情報を提供するブログです

セミナー:モチベーションを高め自立的に部下を動かす指示の出し方(20190516)

下記セミナーを開催します。

 お申込みは、HPのお問い合わせボタンよりお願いします。

 

【タイトル】

モチベーションを高め自立的に部下を動かす指示の出し方

~スムーズに組織を動かし成果をあげていくための部下活用術~

 

【概要】

 ゆとり世代、悟り世代など様々なジェネレーションがあるが、いつの時代においてもジェネレーションギャップはもちろん、立場の違いによるボタンの掛け違いは起こります。高度成長期であれば会社や上司の指示は絶対という共通認識に助けられていましたが、現代においてはそのような幻想は存在しません。
 しかし、そんな状況においても業務を遂行するためには部下を指示によって動かさなければなりません。業務命令という伝家の宝刀を抜くことは簡単ですが、それではやらされ仕事のクオリティーしか期待できず、成長もありません。ましてや、今のように人材の流動化が進んでいる状況では不幸な結果すら呼びかねません。
 本講座ではこのような状況を踏まえつつ、部下を納得させて、自分事として指示を受け取らせ、自律的に行動させて結果を生む指示の出し方を心理学的観点も踏まえつつ、演習も交えて詳細に解説します。

  

【修得知識】

・指示の出し方の基本
・伝わる、動く指示の出し方
・結果を生む指示の出し方
・様々な説得のテクニック
・自律人材の育て方 ほか

 など

 

【主な対象】 

・管理職なって間もない方
・部下を始めて持った方
・部下に上手く指示が出せない方
・部下が思うように動いてくれない方
・いつも部下の顔色を伺っている方

など

 

【開催日】

  2019年5月16日 10:30~16:30

【会場】

  きゅりあん(太井町)

【受講料】

 48,600円(税込)

 

【主な内容】

1.イントロ
 1.1 なにはともあれ、まずは
 1.2 指示の内容
 1.3 ???指示
 1.4 効果
 1.5 環境
 1.6 目線
 1.7 期待外れ
 1.8 ダメ出しが仕事ではない
 1.9 主役
 1.10 コン・コミ
 1.11 業務指示について

2.指示の出し方(伝え方)
 2.1 演習
 2.2 伝える?
 2.3 任務指示
 2.4 目的の明示
 2.5 条件の明示
 2.6 求めること
 2.7 ヒント
 2.8 指示のレベル
 2.9 二つの指示
 2.10 優先順位

3.指示の表現
 3.1 5W3H
 3.2 イメージの共有
 3.3 説得と納得
 3.4 納得の基盤
 3.5 フレーミング
 3.6 Want to do?

4.伝えなければならないこと
 4.1 指示と必然性
 4.2 どこまで? 
 4.3 何を?
 4.4 あれもこれも
 4.5 ヒントの出し方
 4.6 達成の効果
 4.7 NGの伝達

5.テクニック
 5.1 基本
 5.2 アリストテレスの5箇条
 5.3 フット・イン・ザ・ドア
 5.4 ドア・イン・ザ・フェイス
 5.5 ゴールデンサークル
 5.6 両面提示
 5.7 クッション話法
 5.8 ランチョン・テクニック
 5.9 予想話法

6.ケーススタディ
 6.1 こんな指示はNG
 6.2 拒否されたら
 6.3 行動コスト
 6.4 様々な部下のタイプ別対応
 6.5 危険な兆候
 6.6 演習

7.決め事
 7.1 ルールの共有
 7.2 権限
 7.3 報告のルール
 7.4 任せて任さず
 7.5 裁量と責任
 7.6 任せる能力
 7.7 自律人材
 7.8 中間チェック
 7.9 これは駄目

8.気を付けること、ポイント
 8.1 常識
 8.2 伝書鳩
 8.3 命令一元性の原則
 8.4 定性・定量
 8.5 以心伝心
 8.6 「動」
 8.7 指示語
 8.8 接続詞
 8.9 ストレート文化
 8.10 フォロー
 8.11 観察
 8.12 質問
 8.13 演習
 8.14 レスポンスが無い時
 8.15 出来ない時
 8.16 上司も迷って当たり前

9.関係構築
 9.1 否定
 9.2 賞賛
 9.3 褒め方
 9.4 演習
 9.5 コミュニケーションの重要性
 9.6 演習
 9.7 基本テクニック
 9.8 アドバーチング
 9.9 言葉の重み
 9.10 「がんばれ」?
 9.11 聞くスキル
 9.12 ダメ出しの方法
 9.13 フォローはできているか
 9.14 NVC

10.モチベーション
 10.1 モチベーションへの影響要因
 10.2 理想の管理者像
 10.3 演習
 10.4 モチベーションの源泉
 10.5 内的要素と外部要因
 10.6 モチベーションへの動機付け
 10.7 モチベーションとは何か
 10.8 目的・目標とモチベーション
 10.9 タイプ別モチベーションマネジメント
 10.10 褒美と罰
 10.11 期待理論
 10.12 2.0から3.0へ
 10.13 モチベーションを決めるもの

11.情報共有(ミーティング)
 11.1 5つの議論の場
 11.2 会話・対話・議論
 11.3 報連相
 11.4 情報共有のシステム化
 11.5 二つのミーティング

12.まとめと質疑

13.演習

成果が出る、意義ある議論の進め方(ファシリテーションの基本)

 「ファシリテーション」という言葉を耳にされた方も多いのではないでしょうか。ファシリテーションとは、会議や打ち合わせの場を活性化させ、発言や議論を促進したり、議論の流れを整理したり、意見・見解の一致を確認したりする行為であり、合意形成や相互理解をサポートすることと表現できます。近年多くの企業でも、ファシリテーションを実行するファシリテーター(進行役)の育成が検討されています。

 しかし、期待したような効果が得られていない、上手くファシリテートできないと言った声も多く耳にします。そこで、今回はふぁしテーションの基本について書いてみたいと思います。

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セミナー:サービスサイエンスの基礎と実践応用テクニック(20190522)

下記セミナーを開催します。

 お申込みは、HPのお問い合わせボタンよりお願いします。

 

【タイトル】

サービスサイエンス

基礎と実践応用テクニック

 

【概要】

 現代社会はモノが溢れており、いわゆる物欲は満たされていると言えます。そのため、購買意欲は薄れて、モノが売れない時代に突入しています。また、技術力の向上と共に品質や機能は飽和しており、商品の機能的、性能的魅力だけでは訴求効果は限定されています。加えて、模倣の時代でもあり、すぐに似た商品が出現して市場はレッドオーシャンへと変化しています。
 こんな時代において人々が求めるものは、モノからサービスへと変化しています。これを受けて国においても経産省を中心に様々な提言や取り組みがなされています。ユーザーはモノではなく、満足を求めています。そして、その求める満足として、ホスピタリティーを始めとしたソフト要素、すなわち、サービスが基盤となります。しかし、サービスは属人的要素が大きな暗黙知でもあり、これまで全く異なるアプローチが必要となります。
 本講座は、サービスを論理的に科学的に向上するために必要となるサービスサイエンスについて基礎から応用活用までを詳細に解説します。

  

【修得知識】

サービスサイエンスの理解
・サービスの本質的理解
顧客満足、サービス品質向上の考え方
・顧客情報の解析法
・サービス構築の方法

 など

 

【主な対象】 

・商品やサービスの企画部門
・商品やサービスの開発部門
・営業、販売などの顧客対応部門
・事業、経営計画に関わるマネジメント層

など

 

【開催日】

  2019年5月22日 10:30~16:30

【会場】

  江東区産業会館

【受講料】

  49,980円(税込)

 

【主な内容】

1.【イントロダクション:サービスとは】
  1.1 古典的サービスの定義
  1.2 サービスの新定義
  1.3 サービスの構成要素
  1.4 サービスの分類
  1.5 事業特性別サービス分類
  1.6 サービスメニュー
  1.7 サービスマップ
  1.8 その他のサービスの分類軸
  1.9 演習
2.【サービス、製品、商品の違いと関係】
  2.1 3者の関係
  2.2 演習
  2.3 3者の構成要素
3.【サービスサイエンスの定義と意味】
  3.1 サービスサイエンスとは
  3.2 サービスサイエンスの要素
  3.3 サービスとサービスサイエンス
  3.4 サービスサイエンスの構図(
  3.5 SSME
  3.6 システム階層
  3.7 サービス工学
  3.8 サービス産業へのアプローチ
4.【なぜサービスサイエンスが必要か】
  4.1 サービス範囲の拡大
  4.2 パラダイムシフト
  4.3 ニーズの変遷
  4.4 ビジネスの変遷
  4.5 製品のサービス化
  4.6 産業構造の変化
  4.7 壁の存在
  4.8 ICT 
5.【サービス品質は何で決まるか】
  5.1 サービス品質
  5.2 プロセス品質
  5.3 成果品質
  5.4 6品質
  5.5 品質の整理
  5.6 2つの品質バランス
  5.7 サービスの評価
  5.8 サービス仮説構築
  5.9 評価の解析
  5.10 サイエンスアプローチ
6.【サービスと暗黙知
  6.1 暗黙知の定義
  6.2 二つの「ワザ」
  6.3 暗黙知形式知にする
  6.4 暗黙知の情報化
  6.5 情報化のフロー
  6.6 トップダウンボトムアップ
  6.7 知識、経験と知恵
7.【サービスモデルの構築】
  7.1 サービスの発明・発見
  7.2 新たなサービスの定義
  7.3 SBHv.s.SBB
  7.4 SBHv.s.SBB
  7.5 サービス因果モデル
  7.6 クラスとモデリング
  7.7 共創型モデル
8.【サービスと生産性】
  8.1 サービス産業の効率評価
  8.2 生産性の定義
  8.3 サービス生産性の向上
  8.4 サービス生産性の相反
  8.5 ハーバードの公式
  8.6 サービス採算性
  8.7 SPC
  8.8 ロイヤリティーとCS
9.【顧客満足の定義】
  9.1 顧客満足度の実体
  9.2 顧客価値
  9.3 CSの3レベル
  9.4 CSの分類
  9.5 論理的満足
  9.6 感情的満足
10.【顧客満足の向上】
  10.1 顧客の分類
  10.2 JCSI構造モデル
  10.3 狩野モデル
  10.4 顧客満足と事前期待
  10.5 サービスの評価要素
  10.6 二つのCS向上
  10.7 CSの平準化
  10.8 CS向上の仕掛け
  10.9 満足度とリピート
  10.10 サービス種と顧客満足度
  10.11 プラスサイクルの形成
  10.12 5つの壁
  10.13 サービスの変動要因
11.【サービス品質の評価】
  11.1 品質的サービス分類
  11.2 サービス品質の要素
  11.3 サービスプロセスと品質要素
  11.4 サービスの高品質化
12.【サービスプロセスのデザイン】
  12.1 問題の可視化
  12.2 要因の掘り起し
  12.3 サービスデザイン
  12.4 スパイラルアップモデル
  12.5 サービスデザインアプローチ
  12.6 サービス・コンセプト
  12.7 サービスプロセスの重要性
  12.8 サービスプロセス
  12.9 サービス構築プロセス
  12.10 提供モデル
  12.11 サービスマネジメントシステム
13.【顧客と事前期待の解析】
  13.1 顧客の分類
  13.2 顧客セグメントとサービス品質
  13.3 ユーザーの属性
  13.4 サービスへのユーザーの関わり方
  13.5 事前期待
14.【価格設定(PSM分析)】
  14.1 PSM分析
  14.2 4つの価格
  14.3 PSM分析
  14.4 価格曲線
  14.5 価格の関係
15.【事例:アンケートの解析】
16.【今後】

  16.1 共創型の価値創造
  16.2 ビッグデータの活用
  16.3 今後のサービス工学シナリオ
  16.4 関連技術マップ
  16.5 未来
17.【まとめ】
18.【質疑】

有益な議論をするための対話のルール

 その場を楽しむためだけの単なる井戸端会議であれば簡単にできますが、何かを生み出す創造的会話、すなわち、有益な議論をすることは容易ではありません。しかし、商品開発や技術開発のための研究開発を進めたり、業務を行っていく上では、議論や対話は必要不可欠です。

 そこで今回は、有益な議論をするための対話の方法、ルールについて書いてみた井と思います。

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セミナー:XPS(ESCA)の基礎と実践応用テクニック(20190528)

下記セミナーを開催します。

 お申込みは、HPのお問い合わせボタンよりお願いします。

 

【タイトル】

XPS(ESCA)の

基礎と実践応用テクニック

 

【概要】

表面、界面はあらゆる技術や製品の基盤となるものであり、現在扱われる材料やプロセス、技術、商品で表面や界面が関与していないものは無いと言っても過言ではない。そのため様々な分析手法が開発されているが、その中の代表がX線光電子分光法(XPS、ESCA)である。装置の発達で測定は比較的容易になってきているとはいえ、それと共に間違った理解や手順で測定、解析を行っているケースが増えている。
 本講では、表面、界面の基礎から、XPSの原理基礎はもちろん、測定、解析の手順、技術的テクニック、コツやノウハウまで応用事例を交えて解説する。

  

【修得知識】

・表面分析の基礎
・表面分析の考え方と活用法
XPSの手法基礎
・測定のコツ、ポイント
・解析のコツ、ポイント

 など

 

【主な対象】 

・研究開発部門、分析部門、製造部門、品質保証部門など技術部門全般
・若手から中堅を中心とした担当者
XPSの教育を行うリーダー、マネージャー

など

 

【開催日】

  2019年5月28日 10:30~16:30

【会場】

  江東区産業会館

【受講料】

 49,980円(税込)

 

【主な内容】

1.【表面とは】
  1.1 表面・界面の重要性
  1.2 表面(薄膜)とは?
  1.3 XPSで分析する表面の要素
  1.4 XPSが対象とする表面現象
2.【表面分析の分類 】
  2.1 表面分析に用いる主な手法と選び方 
  2.2 表面・微小部の代表的分析手法
3.【サンプルの取り扱い】
  3.1 表面分析の心構え
  3.2 サンプリング
  3.3 サンプリング(粉末)
  3.4 裏表の表示
  3.5 汚染の例
4.【XPSの基本】
  4.1 光電子の発生
  4.2 XPSの原理と特徴
  4.3 XPSの検出深さ
  4.4 Binding Energy の規則性
  4.5 XPS装置の基本構造    
  4.6 X線
  4.7 光電子アナライザー
  4.8 ワイドスキャン(サーベイスキャン)
  4.9 ナロースキャン(代表的な元素)
  4.10 バックグラウンド
  4.11 エネルギー損失ピーク
  4.12 シェイクアップサテライト
  4.13 電荷移動サテライト
  4.14 金属ピークの非対称性
  4.15 スピン軌道相互作用
5.【測定条件】
  5.1 より正確な定量値を得るために
  5.2 積算回数
  5.3 パスエネルギーの影響
  5.4 ピークの重なり
6.【チャージアップ対策】
  6.1 チャージアップ
  6.2 帯電中和のメカニズム
  6.3 電子-Arイオン同軸照射型帯電中和機構
  6.4 中和銃の設定例
  6.5 チャージアップ補正条件
  6.6 化学状態による違い
  6.7 チャージアップへの工夫
7.【解析の基本】
  7.1 バックグラウンド処理
  7.2 XPSにおける定量
  7.3 感度係数
  7.4 相対感度係数の例
  7.5 より正確な定量値を得るために
  7.6 スペクトルのピーク分離
8.【化学状態解析】
  8.1 元素同定
  8.2 化学状態の同定(C1s)
  8.3 C1sケミカルシフト
  8.4 ポリマーの分析例
  8.5 金属の価数評価
  8.6 ケミカルシフトの注意点
  8.7 チタンの化学状態
9.【構造解析】
  9.1 異なる構造のTi2p
  9.2 バレンスバンドの活用
  9.3 例(アナターゼ&ルチル)
  9.4 異なる構造のバレンスバンド
  9.5 アナターゼ/ルチル比
  9.6 アナターゼ/ルチル混合比
  9.7 XRDとの比較
  9.8 XPSによる混合比解析と光活性
  9.9 XPSによる光活性解析
  9.10 価電子帯スペクトルの活用
  9.11 オージェピークの活用
  9.12 オージェパラメーターの活用
10.【深さ方向分析】
  10.1 【角度変化法】
   10.1.1 XPSにおける分析深さ
   10.1.2 角度変化測定による深さ方向分析
   10.1.3 IMFPの計算
  10.2 【イオンエッチング
   10.2.1 イオン銃の基本構造
   10.2.2 デプスプロファイルのワークフロー
   10.2.3 エッチレートの決定
   10.2.4 試料の回転
   10.2.5 デプスプロファイル測定の設定のポイント
   10.2.6 イオンエッチングダメージ
   10.2.7 酸化膜の深さ方向分析
   10.2.8 イオンエッチングによるクロスコンタミ
  10.3 【測定ダメージとその抑制】
   10.3.1 ポリマーへのArイオン照射
   10.3.2 イオンエッチングダメージ
   10.3.3 エッチング条件とダメージ
   10.3.4 クラスターイオン銃
   10.3.5 エッチング条件とスパッタレート
  10.4 HAXPES
11.【イメージング】
  11.1 Si基板上のCrパターンのマッピング
  11.2 Atomic% Mapping
  11.3 マッピングとパラレルイメージング
  11.4 イメージング測定の例
12.【ハイブリッド分析】
  12.1 ハイブリッド分析
  12.2 XPSによる光触媒の解析
  12.3 XPS&ラマン
  12.4 光活性とXPS、ラマン解析結果
13.【その他補足】
  13.1 界面で正体不明のピークシフト
  13.2 再汚染の影響(Si基板)
  13.3 参考文献等
  13.4 ちょっと便利なサイトやソフト
14.【解析の実例】
  14.1 【XPSによる紫外線照射PIの解析】
  14.2 【表面構造変化の解析(XPS)】
  14.3 【気相化学修飾法】
15.【まとめ】
16.質疑

セミナー: FT-IRの基礎及び 異物分析をはじめとした実践活用ノウハウ(20190529)

下記セミナーを開催します。

 お申込みは、HPのお問い合わせボタンよりお願いします。

 

【タイトル】

FT-IR基礎及び
異物分析をはじめとした実践活用ノウハウ

 

【概要】

 FT-IR(フーリエ変換赤外分光法)は、その特徴からも主に有機化合物の化学構造や高次構造の解析手段として研究、開発され、今日では研究・開発だけでなく工場でのインライン評価などにも幅広く一般に使用されている。近年になって、ATR法を初めとした様々な測定法の開発や装置の改良等によって、従来困難であったような試料も容易に測定が可能となり、今日においてはなくてはならない基本的な測定手法としてその地位を確立している。
 ただ、測定が容易になった反面、とりあえず使うという状況が生まれて実際のサンプルや問題に直面した場合、どのように測定・解析を行っていけば良いかが分からないまま使用されていることも多い。しかし残念ながら、文献・教科書等では装置や測定法の原理は詳細に解説してあるものが多いが、そのアプリケーションとしての現場での活用に軸足を置いた解説を十分に行っているものは少ない。
 本講座は、FT-IRの原理だけではなく、よりアプリケーション寄りの内容、実務でのFTIR活用を念頭に構成されている。実際の分析操作やスペクトルの解釈、実際の分析において対象とすることの多い異物や混合物、様々な試料や目的への対応の方法、事例などについて、実務使用における測定技術や応用技術、コツ・ノウハウを解説する。

  

【修得知識】

 ・FTIRの基礎知識
 ・各種測定方法
 ・スペクトル解析の考え方
 ・スペクトルサーチのコツ
 ・異物分析の実際の手順、テクニック
 ・混合物解析の実際の手順、テクニック

 など

 

【主な対象】 

 ・新入社員から中堅実務層
 ・若手中堅を教育するマネージャー
 ・FTIRの基礎から応用までを学びたい人
 ・異物分析のテクニックを知りたい人
 ・実践的知識とテクニックを修得したい人

など

 

【開催日】

  2019年5月29日 10:30~16:30

【会場】

  きゅりあん大井町

【受講料】

 46,440円(税込)

 

【主な内容】

1.赤外分光法・FT-IRの基本原理と特徴
 1.1 赤外分光が見ているもの
 1.2 分光分析における吸収の定義
 1.3 赤外分光の波長領域
 1.4 振動モード
 1.5 気体と液体・固体 (H2O)
 1.6 赤外分光法の長所・短所
 1.7 赤外分光法による評価
 1.8 主な検出器
 1.9 検出器の感度特性

2.代表的な測定法
 2.1 透過法
  2.1.1 透過法
  2.1.2 透過法 : 液体用セル、塗布
  2.1.3 主な窓材
  2.1.4 フリンジ(干渉縞)
 2.2 全反射法(ATR
  2.2.1 ATR法のバリエーション
  2.2.2 ATR結晶(IRE)の特性
  2.2.3 FTIR-ATRにおける測定深さ
  2.2.4 ATR法における注意点
  2.2.5 ATR補正
  2.2.6 異常分散によるスペクトルへの影響
  2.2.7 様々なATRアタッチメント
  2.2.8 毒劇物としてのATR結晶(IRE)
 2.3 反射法
  2.3.1 反射法
  2.3.2 高感度反射の原理
 2.4 拡散反射法
 2.5 主な測定法のまとめ
 2.6 顕微赤外

3.赤外スペクトル
 3.1 赤外スペクトルの概要
 3.2 主な振動モード
 3.3 主な吸収帯
 3.4 主な有機系官能基の吸収帯
 3.5 イオン性官能基の吸収帯
 3.6 赤外分光の構造敏感性
 3.7 指紋領域の利用
 3.8 カルボニル基の判別
 3.9 スペクトルサーチ
 3.10 スペクトルデータベース
 3.11 代表的検索アルゴリズム
 3.12 検索アルゴリズムの限界
 3.13 ヒットスコアの罠
 3.14 検索結果の間違い例
 3.15 スペクトルサーチのコツ
 3.16 差スペクトル
 3.17 混合解析
 3.18 オープンライブラリ
 3.19 系統分析
 3.20 スペクトルパターン
 3.21 帰属の考え方
 3.22 ラマン分光法との対比

4.定量分析
 4.1 検量線法
 4.2 検量線法が適用困難なケース
 4.3 ピーク強度比法
 4.4 誤差要因

5.大気成分補正
 5.1 大気成分(CO2、H2O)
 5.2 窒素パージ法
 5.3 差分法

6.測定条件

7.スペクトル処理

 7.1 ベースライン補正
 7.2 スムージング・補間
 7.3 ベースライン(ピーク強度)
 7.4 ピーク高さと面積
 7.5 自動処理の注意点

8.混合物の解析
 8.1 混合物のスペクトル
 8.2 ピーク分離
 8.3 差スペクトル
 8.4 ATR法における差スペクトル
 8.5 他手法との組み合わせ

9.異物・微小部
 9.1 顕微透過法
 9.2 マイクロサンプリングの検討
 9.3 顕微ATR

10.汚染・付着物
 10.1 差スペクトル(透過・ATR)
 10.2 ATR転写法
 10.3 その他の方法

11.黒色試料

12.高次構造

 12.1 結晶解析
 12.2 融解

13.FTIRにおける注意点
 13.1 ATRにおける異常分散
 13.2 ATRにおける試料変形の影響
 13.3 ATRにおける試料の置き方の影響
 13.4 ATRにおける押し圧の影響
 13.5 KBrと試料との反応
 13.6 KBr錠剤法の粉砕粒度の影響
 13.7 表面研磨、偏光と試料傾斜による干渉縞抑制
 13.8 プレスホルダーによる測定(干渉縞)

14.事例
 14.1 フィルム上汚染
 14.2 ポリイミドの表面処理層の深さ方向分析
 14.3 精密斜め切削法
 14.4 異物分析
  14.4.1 サンプリングの基本とコツ
  14.4.2 顕微ATR転写法
  14.4.3 片刃の加工
  14.4.4 連続作業
  14.4.5 作業時の試料固定
  14.4.6 試料の切り出し
  14.4.7 サンプリング後の測定
  14.4.8 干渉縞抑制
  14.4.9 イメージングの活用
  14.4.10 こういうのもあり

15.実例
 15.1 シミ、変色の分析
 15.2 埋もれた異物のサンプリング
 15.3 顕微赤外を用いたPPフィルム中異物の分析
 15.4 付着物の分析(顕微IR、μ-MS)
 15.5 塗膜ハジキの分析
 15.6 PET/エポキシのIRスペクトル
 15.7 LCDTFT基板上の欠陥分析
 15.8 マイクロ抽出法による分離分析
 15.9 薬液中の浮遊物の分析

16.その他のコツ・ポイント

17.まとめ

18.質疑

創造的で有益な議論をする方法(集団思考の落とし穴)

 日々多くの場面で会議に代表される議論が行われていることと思います。当然のことながら、会議などの議論は複数人、すなわち、集団で行われ、集団知シナジーを活用することで一人で得ることができない創造的な結論を得られるという利点を持っています。しかし、集団活動には長所ばかりでなく、注意しなければならない短所もあります。

 そこで、今回はそれら集団活動の短所の中から、集団思考の落とし穴について書いてみたいと思います。

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