JRLテックログ

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ジャパン・リサーチ・ラボが提供する技術コンサルティング、人材育成、戦略策定、セミナー等の様々なコンテンツに関する情報を提供するブログです

20190702セミナー(技術者のための効果的な会議の準備と進め方)

下記セミナーを開催します。

 お申込みは、HPのお問い合わせボタンよりお願いします。

 

【タイトル】

技術者のための効果的な会議の準備と進め方

 

【概要】

会社にとって会議はなくてはならないものです。
しかし現実には、「報告だけで何も決まらない」「結論がすでにあって形式的なだけ」といった会議が星の数ほど行われています。

では、なぜ“必要なのに無駄”という乖離が生じているのでしょうか?
それは他でもなく会議の運営方法が間違っている、会議というものの理解、認識が間違っているからです。

セミナーでは、「会議の本質を理解する」を基本として、会議の準備から運営、終了後のフォローまで
あるべき正しい会議というものを詳しく、わかりやすく解説します。

技術者を対象としたプログラムですので、技術ミーティング特有の課題とその解決法についても習得していただけます。
これまで、会議の合理化や効率化などの施策を試みてはみたものの、ご自身の担当領域とあまりフィットしない、技術部門に適用するのが難しい、とお悩みの方にもおすすめです。

 

【修得知識】

・ 会議の本質を知る  
・ 会議の準備方法
・ 会議の運営方法   
・ 議事録の書き方
・ 会議を実務にフィードバックする方法

 など

 

【主な対象】 

主に研究、開発、技術部門の方で
 ・会議運営を担当する方      
 ・会議を効率的にしたい方
 ・会議を意味のあるものにしたい方
 ・無駄な会議のなくし方を知りたい方
 ・業務改善や働き方改革のご担当者

など

 

【開催日】

  2019年7月2日 10:00~16:30

【会場】

  大阪(日本能率協会 研修室) 

【受講料】

 50000円 (税抜き)

 

【プログラム】

  項目 内容
1日
10:00~16:30

1  会議の実態と課題

(会議の実態と課題)

2  会議の基本

・良い会議とは

・結論の3条件

・会議の種類

・5つの議論の場

・会議の7P

・会話、対話、議論

・決定会議の要点

・解決、創造、共有

・議論が紛糾したら

・基本フローとルール

3  会議の準備

・目的とゴール

・時間配分

・議題のランク付け

・チェック項目

・Agendaの例

・会議資料作り(フロー)

BATNA

4  資料作成

・ピラミッドストラクチャー

・伝えるべきこと

・全体から細部へ

・要点スタート

5  会議の進行

・具体的プロセス

・発言を引き出すためには

・司会の役割

・さまざまなアイデア発想法

・仰望支店と俯瞰視点

・真意を引き出すために

・Muntst&Was

・結論へのプロセス  発言に対する対応

6  会議テクニック(ファシリテーション)

ファシリテーター

・議事進行、コントロール

・6カラーハット

・ZOPA

・コンセンサス

・コンフリクトと解決ストラテジー

7  会議終了後

・アクションプラン

・議事録の項目

・宿題の記録

8  会議のNG

・NG発言

・良い/悪い会議の例

9  技術ミーティング

・技術者の報連相

・Evidence & Story

・情報共有のシステム化

・2つのミーティング

10  まとめ

(まとめ)

11  演習

(演習)

薄利多売モデルの崩壊(社会構造の変化によるマーケットへの影響)

 ビジネスモデルのは様々なものがありますが、近年の中心になってきたものの一つに「薄利多売型モデル」が挙げられます。改めての説明の必要もないでしょうが、品物一つ当たりの利益を少なくし、たくさん売ることで、全体の利益を多くするような商売のやり方を薄利多売型と呼んでいます。しかし、最近ではこのモデルが崩壊して、高付加価値商品へと市場はシフトしようとしています。

 そこで、今回はこのビジネスモデルの変化について書いてみたいと思います。

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セミナー:XPS(ESCA)の基礎と実践応用テクニック(20190626)

下記セミナーを開催します。

 お申込みは、HPのお問い合わせボタンよりお願いします。

 

【タイトル】

XPS(ESCA)の基礎と実践応用テクニック

 

【概要】

 表面、界面はあらゆる技術や製品の基盤となるものであり、現在扱われる材料やプロセス、技術、商品で表面や界面が関与していないものは無いと言っても過言ではない。そのため様々な分析手法が開発されているが、その中の代表がX線光電子分光法(XPS、ESCA)である。装置の発達で測定は比較的容易になってきているとはいえ、それと共に間違った理解や手順で測定、解析を行っているケースが増えている。
 本講では、表面、界面の基礎から、XPSの原理基礎はもちろん、測定、解析の手順、技術的テクニック、コツやノウハウまで応用事例を交えて解説する。

  

【修得知識】

・表面分析の基礎
・表面分析の考え方と活用法
XPSの手法基礎
XPSの測定のコツ、ポイント
XPSの解析のコツ、ポイント

 など

 

【主な対象】 

・研究開発部門、分析部門、製造部門、品質保証部門など技術部門全般
・若手から中堅を中心とした担当者
XPSの教育を行うリーダー、マネージャー

など

 

【開催日】

  2019年6月26日 10:30~16:30

【会場】

  きゅりあん大井町

【受講料】

 48,600円 (税込)

 

【主な内容】

1.表面とは
 1.1 表面・界面の重要性
 1.2 表面(薄膜)とは?
 1.3 XPSで分析する表面の要素
 1.4 XPSが対象とする表面現象

2.表面分析の分類
 2.1 表面分析に用いる主な手法と選び方 
 2.2 表面・微小部の代表的分析手法

3.サンプルの取り扱い
 3.1 表面分析の心構え
 3.2 サンプリング
 3.3 サンプリング(粉末)
 3.4 裏表の表示
 3.5 汚染の例

4.XPSの基本
 4.1 光電子の発生
 4.2 XPSの原理と特徴
 4.3 XPSの検出深さ
 4.4 Binding Energy の規則性
 4.5 XPS装置の基本構造    
 4.6 X線
 4.7 光電子アナライザー
 4.8 ワイドスキャン(サーベイスキャン)
 4.9 ナロースキャン(代表的な元素)
 4.10 バックグラウンド
 4.11 エネルギー損失ピーク
 4.12 シェイクアップサテライト
 4.13 電荷移動サテライト
 4.14 金属ピークの非対称性
 4.15 スピン軌道相互作用

5.測定条件
 5.1 より正確な定量値を得るために
 5.2 積算回数
 5.3 パスエネルギーの影響
 5.4 ピークの重なり

6.チャージアップ対策
 6.1 チャージアップ
 6.2 帯電中和のメカニズム
 6.3 電子-Arイオン同軸照射型帯電中和機構
 6.4 中和銃の設定例
 6.5 チャージアップ補正条件
 6.6 化学状態による違い
 6.7 チャージアップへの工夫

7.解析の基本
 7.1 バックグラウンド処理
 7.2 XPSにおける定量
 7.3 感度係数
 7.4 相対感度係数の例
 7.5 より正確な定量値を得るために
 7.6 スペクトルのピーク分離

8.化学状態解析
 8.1 元素同定
 8.2 化学状態の同定(C1s)
 8.3 C1sケミカルシフト
 8.4 ポリマーの分析例
 8.5 金属の価数評価
 8.6 ケミカルシフトの注意点
 8.7 チタンの化学状態

9.構造解析
 9.1 異なる構造のTi2p
 9.2 バレンスバンドの活用
 9.3 例(アナターゼ&ルチル)
 9.4 異なる構造のバレンスバンド
 9.5 アナターゼ/ルチル比
 9.6 アナターゼ/ルチル混合比
 9.7 XRDとの比較
 9.8 XPSによる混合比解析と光活性
 9.9 XPSによる光活性解析
 9.10 価電子帯スペクトルの活用
 9.11 オージェピークの活用
 9.12 オージェパラメーターの活用

10.深さ方向分析
 10.1  角度変化法 
  10.1.1 XPSにおける分析深さ
  10.1.2 角度変化測定による深さ方向分析
  10.1.3 IMFPの計算
 10.2  イオンエッチング 
  10.2.1 イオン銃の基本構造
  10.2.2 デプスプロファイルのワークフロー
  10.2.3 エッチレートの決定
  10.2.4 試料の回転
  10.2.5 デプスプロファイル測定の設定のポイント
  10.2.6 イオンエッチングダメージ
  10.2.7 酸化膜の深さ方向分析
  10.2.8 イオンエッチングによるクロスコンタミ
 10.3  測定ダメージとその抑制 
  10.3.1 ポリマーへのArイオン照射
  10.3.2 イオンエッチングダメージ
  10.3.3 エッチング条件とダメージ
  10.3.4 クラスターイオン銃
  10.3.5 エッチング条件とスパッタレート
 10.4 HAXPES

11.イメージング 
 11.1 Si基板上のCrパターンのマッピング
 11.2 Atomic% Mapping
 11.3 マッピングとパラレルイメージング
 11.4 イメージング測定の例

12.ハイブリッド分析 
 12.1 ハイブリッド分析
 12.2 XPSによる光触媒の解析
 12.3 XPS&ラマン
 12.4 光活性とXPS、ラマン解析結果

13.その他補足 
 13.1 界面で正体不明のピークシフト
 13.2 再汚染の影響(Si基板)
 13.3 参考文献等
 13.4 ちょっと便利なサイトやソフト

14.解析の実例 
 14.1  XPSによる紫外線照射PIの解析 
 14.2  表面構造変化の解析(XPS) 
 14.3  気相化学修飾法 

15.まとめ 

16.質疑
 

本当のイノベーションとは何か

 皆さんイノベーションという言葉は一度や二度は聞いたことがあると思いますが、どんなイメージを持っているでしょうか。多くの日本語訳は「革新的な」というようなニュアンスになっていると思います。そのため、ほとんどの方はイノベーションというとそれまでに無かったような、全く新しいモノ、文字通り社会に革命を起こすようなそれまでになかったものを思い浮かべるのではないでしょうか。

 しかし、イノベーションとはそんなにものすごいこと、ものすごいモノだけを意味しているのでしょうか。今回は、その辺りについて書いてみたいと思います。

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セミナー:「分析におけるスペクトル解析」実践セミナー(20190624)

下記セミナーを開催します。

 お申込みは、HPのお問い合わせボタンよりお願いします。

 

【タイトル】

基本から応用テクニックまでを1日で学ぶ

「分析におけるスペクトル解析」実践セミナー

 

【概要】

 FTIRやXPSを中心としたいわゆる分光分析は、材料やプロセスの解析・評価、トラブル解決において必要不可欠なものとなっています。
 開発当初は、スペクトルを得るだけでも長い時間と高度な技術を要しましたが、近年の技術進歩で誰でも簡便にスペクトルを取得でき、場合によっては装置導入日に教科書に出ているようなきれいなスペクトルを得られることも少なくありません。

 言うまでもなく、スペクトルは得られれば目的が達成できるわけではなく、解析して初めて必要な情報を得て問題解決、目的達成をすることができるものです。また、その解析に用いることができるスペクトルであるかを判断することも重要です。

 ところが、コンピューターやソフトの進歩もあり、現在では解析の多くの部分が自動化、ブラックボックス化されており、間違った結論が導かれてしまっているケースが少なくありません。

 本セミナーでは、スペクトル解析の基本的な考え方から、前処理、同定や定量から数学的アプローチなどの解析、実際の様々な事例や手法による分析例などを詳細に解説します。

  

【修得知識】

□ スペクトル解析の基礎から応用、実践まで
□ スペクトルの正しい解釈(定性・定量)とそのためのデータ処理
□ 良いスペクトルを得るコツ、ノウハウ
□ 潜在情報を引き出す応用解析法
□ データベースの利用法

 など

 

【主な対象】 

・研究開発部門、研究機関のご担当者、リーダーの方
・企業等の分析部門、大学等の分析センター、公設試験センターの担当者、リーダー、等
・その他、技術部門全般で本テーマにご関心のある方

など

 

【開催日】

  2019年6月24日 10:30~16:30

【会場】

  日本能率協会・研修室

【受講料】

 53,000円(税別)

 

【主な内容】

1.スペクトル解析の基本

・データの信頼性

・分析の基本フロー

・正確なデータを得るために

・AccuracyとPrecision

・信頼度要因を整理する

・横軸、縦軸の意味

・基本ピーク形状

・半値幅の持つ意味

・ピーク変化(位置、半値幅)の意味

・スペクトル解析の分類

・スペクトルから構造・状態へ

・ ピーク? ノイズ?

・動的に全体を見る

2.スペクトルの前処理

・データ前処理

 ・スペクトル前処理の分類

 ・ベースライン補正

 ・スムージング

 ・補間

 ・微分

 ・対数化

 ・平均化

 ・ノーマライズ、規格化(レンジスケール)

 ・自動処理の注意点

 ・最も重要なこと

・解析的前処理(FTIRを例に)

 ・大気成分(CO2、H2O)補正

 ・ATR補正

 ・K-K変換、K-M(Kubelka-Munk)変換

 ・注意点

3.スペクトルの解析(同定・定性)

・同定と定性

・ピーク帰属

・複数ピークの併用

・スペクトルパターン

・ピーク帰属の裏ポイント

・スペクトルデータベース

・代表的検索アルゴリズム

・ヒットスコアの罠

・スペクトルサーチのコツ

・差スペクトル

・混合解析

・オープンライブラリ

4.スペクトルの解析(定量

・ピーク高さと面積

・ベースラインの引き方

・ピーク分離

・ピーク分離における条件設定

・検量線法による定量

定量値に対する影響要因

・限界の定義を理解する

・変動要因の軽減

5.スペクトルの解析(数学的アプローチによる物理意味の導出)

・相関解析

・相関解析の注意点

・多変量解析

・予測と要約

・多変量解析の応用

・本来のスペクトル解析

6.各種測定法の例

6.1 角度変化法

6.2 角度変化法の注意点

6.3 マッピングと多変量解析(PCA等)

6.4 マススペクトル

7.実例

7.1 X線光電子分光法(XPS、ESCA)

7.1.1 ワイドスキャン(サーベイスキャン)

7.1.2 ナロースキャン(代表的な元素)

7.1.3 元素同定

7.1.4 化学状態の同定

7.1.5 定量評価

7.1.6 XPSにおけるベースラインの選択

7.1.7 オージェピークの利用

7.1.8 サテライトピークの利用

7.1.9 価電子帯の利用

7.1.10 角度変化測定による深さ方向分析

7.2 フーリエ変換赤外分光法(FT-IR)

7.2.1 赤外分光法(IR)の原理

7.2.2 FT-IRの長所・短所

7.2.3 測定法

7.2.4 吸光度スペクトルと透過スペクトル

7.2.5 主な吸収帯

7.2.6 周辺環境の影響

7.2.7 赤外分光の構造敏感性

7.2.8 指紋領域の利用

7.2.9 系統分析

7.2.10 帰属の考え方

7.2.11 異常分散によるスペクトルへの影響

7.2.12 ATR適用の注意点と対策

7.2.13 ピーク強度比法

7.2.14 誤差要因

7.2.15 配向図

7.2.16 差スペクトルが上手くいかない?

7.2.17 高度な構造解析

7.3 ポリイミドの表面処理層の深さ方向分析

7.4 ラマン分光法

7.4.1 ラマン散乱

7.4.2 ラマン散乱と赤外吸収

7.4.3 レーザー波長と散乱強度

7.4.4 ラマンスペクトル

7.4.5 ラマンスペクトルの解析

7.4.6 ラマンイメージング

7.5 飛行時間型二次イオン質量分析法(TOF-SIMS)

7.5.1 TOF-SIMSの概要

7.5.2 TOFにおけるマススペクトル解析

8.仮説思考による研究開発と問題解決

 

9.まとめ・質疑

 
 

セミナー:効率的、確実に目的を達成できる実験の考え方と具体的方法(20190620)

下記セミナーを開催します。

 お申込みは、HPのお問い合わせボタンよりお願いします。

 

【タイトル】

モチベーションを高め自立的に部下を動かす指示の出し方

~スムーズに組織を動かし成果をあげていくための部下活用術~

 

【概要】

研究開発、商品開発などR&Dにおいて実験は必要不可欠なものである。そして、開発においてはスピードと効率性、確実性が要求されており、その実現を左右する最も重要なものの一つが実験であると言える。そのため、実験計画法などの研修や教育も行われているが、残念ながらそういった研修の多くは個別的なテクニックでしかないため、実務で使えないという声が多く聞かれる。
 最も必要とされる、実験ノウハウや、実験そのものの考え方、計画の立て方など、実験実務は現場任せ、本人任せとなっているのが実状である。そのため、それぞれが自己流で実験技術を蓄積していくため、レベルもバラバラで、部署として、会社としての蓄積も生まれない。その結果、人員間、部署間でのバラつきはもちろん、属人的となることで実験技術の継承が行われず、時間軸でのバラツキも生んでいる。
 本セミナーでは、従来のいわゆる統計的な手法としての「実験計画法」の進め方ではなく、実験そのものの考え方や計画の立て方、実験実務の進め方といった、根幹部分に重点を置いて、さらには、それらを如何にして教育、継承していくかという点についても詳細に解説する。

  

【修得知識】

・実験の考え方
・実験計画の立て方
・実験実務のノウハウ
・実験記録の方法
・実験ノウハウの継承

 など

 

【主な対象】 

・研究開発の実務担当者(若手、中堅)
・指導するリーダー、管理者
・新入社員、若手

など

 

【開催日】

  2019年6月20日 10:30~16:30

【会場】

  江東区産業会館

【受講料】

 49,800円(税込)

 

【主な内容】

1.【イントロダクション】
  1.1 実験と開発
  1.2 結果を成果へ
  1.3 実験、思考、分析
2.【実験の基本と心得】
  2.1 実験の種類
  2.2 実験の基本プロセス
  2.3 実験を始める前のポイント
  2.4 実験中の心構え
  2.5 実験終了後
  2.6 実験、研究の心得
  2.7 基本的な注意点
  2.8 時間管理
  2.9 実験が上手くいかない時
  2.10 実験の絶対的タブー
3.【実験シナリオの考え方】
  3.1 Howは行動の最後
  3.2 何が必要か
  3.3 何に使うのか
  3.4 開発シナリオと実験ストーリー
  3.5 実験ストーリーの考え方
  3.6 良くあるパターン
4.【目的と目標】
  4.1 目的(ゴール)の確認
  4.2 目的と目標
  4.3 目的の構成要素
  4.4 目標
  4.5 目標の条件
  4.6 判断基準
  4.7 目標設定のためのSMARTルール
5.【仮説思考による研究開発と問題解決】
  5.1 仮説とは何か
  5.2 仮説が必要な理由
  5.3 仮説の考え方
  5.4 仮説構築のプロセス
  5.5 仮説の変換
  5.6 仮説の精度と確度
  5.7 仮説→課題設定→計画
  5.8 2種類の事実
6.【実験を考えるとは】
  6.1 思考、作業の区別
  6.2 実験の検討要素
  6.3 実験プロセス
  6.4 構想フェーズの要素分解
  6.5 構想フェーズの可視化
  6.6 計画フェーズの可視化
  6.7 実験条件選定フェーズの可視化
7.【実験計画の考え方】
  7.1 計画の考え方
  7.2 シナリオメイク
  7.3 適切なマルチタスク
  7.4 タイムマージン
  7.5 可視化
  7.6 細分化、詳細化
  7.7 優先順位
  7.8 リソースマネジメント
8.【実験の考え方】
  8.1 実験条件の考え方
  8.2 実験計画法の意味
  8.3 実験の本当の意味
  8.4 実験を考えるとは
  8.5 プロセスの可視化
  8.6 構想の可視化
  8.7 実験方法の考え方
  8.8 実験パラメータの選び方
  8.9 実験マトリクスの考え方
  8.10 条件範囲の設定
  8.11 対照データの選び方
  8.12 結果の使い方
  8.13 結果 ⇒ 結論
  8.14 良くあるパターン
9.【情報・結果の収集方法】
  9.1 情報の条件
  9.2 情報の考え方、扱い方
  9.3 多面視点
  9.4 情報・結果・結論
  9.5 基本フロー
  9.6 文献の読み方と資料整理
10.【データの捉え方・解析のポイント】
  10.1 データ解釈における認知バイアス
  10.2 観点の重要性
  10.3 アウトライヤー
  10.4 情報次元の拡張
  10.5 数字(データ)の取り扱い
  10.6 5大解析視点+1
  10.7 データの伝え方
  10.8 実験情報とは何か
11.【実験誤差、精度の考え方】
  11.1 正確なデータを得るために
  11.2 AccuracyとPrecision
  11.3 真値と測定値
  11.4 信頼度要因を整理する
  11.5 信頼性管理
12.【実験ノートのまとめ方】
  12.1 実験ノートの役割
  12.2 実験ノートに書くべきこと(項目)
  12.3 修正・加筆・削除
  12.4 データの保存
13.【開発実験のための思考法】
  13.1 目的志向
  13.2 アウトプット志向
  13.3 仰望視点と俯瞰視点
  13.4 逆説的思考
  13.5 失敗からのリカバリ
  13.6 認知バイアスの罠
  13.7 目利き力
  13.8 ヒラメキの種
  13.9 アイデアの源泉
  13.10 イノベーションを生む発想と行動
14.【実験計画のための思考の道具】
  14.1 実験計画で用いる代表的フレームワーク
  14.2 フレームワークの使い方
  14.3 If then思考
  14.4 思考の拡張
  14.5 構成要素で考える
  14.6 アイデア生産の5ステップ
  14.7 情報整理
  14.8 要素分解
  14.9 概算力
  14.10 アイデアの評価
15.【コミュニケーションと情報発信】
  15.1 技術者の報連相
  15.2 Evidence & Story
  15.3 情報の共有
  15.4 二つのミーティング
16.【まとめ:研究者の心得】
  16.1 探究心と追求心
  16.2 企業の技術力のポテンシャル要素
  16.3 4つの基本力
  16.4 2種類の「カン」
  16.5 研究者の成功要素
  16.6 知識、経験と知恵
  16.7 実験の神髄
  16.8 研究開発フロー
17.質疑
 

成果を出すために必要な4つの能力(ドラッカーに学ぶ戦略思考)

 誰しも人生や仕事上で成功したいと望むものであり、そのためには成果を出さなければなりません。しかし、残念ながらこうすれば必ず成果が出せるという魔法のような方法はありません。しかも、時には運も必要になります。とはいうものの、これだけは持っているべき能力というものがいくつかあります。

 今回は、ドラッカーが挙げている、成果を出すために必要な4つの基本力について書いてみたいと思います。

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