日常業務の中では、様々な問題が日々発生し、それらに対応することが求められます。問題には様々なものがあり、万能な問題解決方法というものは残念ながらありません。しかし、そのような中でもいくつかの代表的な問題解決アプローチが提唱されています。この問題解決のプロセスには様々なものがありますが、今回は、オズボーン、ビュール、ケブナー・トリゴーの3タイプについて紹介します。
続きを読む問題とは何か(2種類の問題と対応の方法)
世の中には様々な問題があります。そして、それらに対応するという意味で問題解決という言葉もあります。このように、日常的に「問題」という言葉が多くの場面で使われていますが、ここで言う問題とは一体何かという定義について考えてみたことがあるでしょうか。
ビジネスの世界で言う問題とは、
問題=現状と期待(理想状態、ゴール)との差
を指しています。そして、問題解決を行うためにはこれが観察可能な状態になっている、すなわち、可視化されている、定義されている状態でなければなりません。なぜなら、後述する課題が定まらないためです。
続きを読む問題解決の方法1(全ての課題、情報をテーブルに上げる)
研究開発に限らず、人生も含めて人は様々な問題に突き当たります。そして、悩み、苦しみながら、その問題を解決しようと努力します。しかし、問題解決は簡単ではなく、行きつ戻りつの状況に陥ることもしばしばです。ところが、その行きつ戻りつの状況の原因は、本質的に問題が困難であるということ以外に、問題解決のプロセスが不適切さということも少なくありません。
そこで、今回は問題解決の流儀と題して、正しい、適切な問題解決の方法、プロセスについて書いてみたいと思います。
続きを読むセミナー案内(暗黙知としての実験技術の可視化と技術継承)
下記セミナーを開催します。
お申込みは、HPのお問い合わせボタンよりお願いします。
【タイトル】
「暗黙知としての実験技術の可視化
と技術継承」セミナー
~組織と技術の自律的成長を生む技術継承の戦略と方法~
稟議書、提案を通すためのポイント・コツ(決済書類の書き方)
稟議書や起案書を代表として、企業には様々な承認や決裁を得るための書類があります。皆さんも何度となくその作成には苦労された経験があると思います。中には毎回必ず1度は否決される、一発で通ることはまずない、などということはよく耳にします。いったい通る書類と通らない書類の間にはどんな違いがあるのでしょうか。
今回は、稟議書、起案書、提案書といった決裁書類のポイントについて書いてみたいと思います。
続きを読む