何事もスタートするときには、目標(ゴール)を決めることが重要であると事は佐々マナ場面で言われています。しかし、いざ目標を決めようとすると、これでいいんだろうかと悩んだりして上手く決められないことも少なくありません。目標にも実は基本的なチェックポイントや条件といったものがあります。
そこで、今回はそんな目標を決めるときに重要となるポイントについて、キーワードを切り口にして書いてみたいと思います。
目標の条件として最も有名なものはSMARTルールと呼ばれるものです。
これは、「Specific」「Measurable」「Achievable」「Relevant」「Time-bound」の5つのキーワードの頭文字を取ったものです。それぞれについてみていきましょう。
Specific
これは、決めた目標が具体的であるかということであり、明確に文言として表現されているかというチェックポイントになります。具体的でなければ目標から行動に落とし込むことができません。
Measurable
これは、決めた目標が測定可能であるかということであり、目標の達成度がきゃかん的に判断できるかどうかというチェックポイントになります。したがって、基本的には目標は定量的であるべきです。
Achievable
目標は達成するためのにあるので、夢物語であっては意味がありません。したがって、現実的、客観的に達成可能かどうかということは重要なチェックポイントになります。ただし、だからと言って安易なものでは意味が無いことは言うまでもありません。
Relevant
目標達成には時間と労力が必要となります。そして、目標の先には目的(真のゴール)があり、そこに到達するため、目的達成という果実を得るために目標を設定します。したがって、目標をクリアすることで目的が達成できるか、労力に見合うリターンが得られるかという価値観に合うかということも重要なチェックポイントです。
Time-bound
目標達成のためにはどれだけ時間と労力をかけてもいいというものではありません。必ず期限が存在します。したがって、その期限が明確に定められているか、認識できているかということも重要なチェックポイントです。
また、これら以外のキーワードとして、
変化、前進、改善、向上、完成、成長、進歩
といったものもポイントキーワードと言えます。目標は現状維持ではありません。したがって。ここに挙げたキーワードが必ず含まれていなければなりません。
目標は行動の起点であり、ゴールでもある重要なものです。しかし、意識しなければ適切な目標設定はできません。何事に目標を決める癖付けが大切です。