モチベーションが人生を充実させて、より高い成果を生むためには重要であり、必要不可欠とも言えるものであることは様々な人が色々な場面で言っています。もちろん、モチベーションさえあれば良いというわけではありませんが、前述の通り大切であることは否定されません。しかし、一体モチベーションとは何であり、さらに言えば、どんな効果をもたらしてくれるものでなのでしょうか。
今回は、モチベーションの正体、効果について考えてみたいと思います。
モチベーションについて調べてみると、
- 動機付け
- 物事を行うための、動機や意欲になるもの。刺激。熱意。
といった説明がされています。
別の言葉で表現するならば、「やる気」、「意欲」、「ドライビングフォース」、「きっかけ」といったものが挙げられ、「背中を押してくれるもの」とも言えるでしょう。
これらのことから、モチベーションを改めて考えると、人の内面が大きく関わっていると言えそうです。モチベーションを生むものとして、「外発的動機付け」、「内発的動機付け」と呼ばれるものでがあります。ここでは詳しい説明は割愛しますが、全社は褒美や罰など外からもたらされる要素によって人を動かすものです。これに対して後者は、成長、達成感など人の内面的要因によって意志が生まれるものです。したがって、本来的には外発的動機付けによって生まれるモチベーションは理想的なものでなく、内発的動機付けによるものが本来のモチベーションであると言えます。
では、そうやって生まれたモチベーションは私たち自身やその行動に対してにどんな効果や影響を与えるのでしょうか。一つには内面から生まれるものであることから、行動を自発的なものとして位置付ける効果があります。他人から言われたから、指示されたからというのではなく、自分がやりたいからするという思考です。これによって、行動の成否や苦労の原因を外に向けなくなることから、上手くいった時の喜びが倍増することはもちろん、上手くいかないときも次こそはと考えて成長に繋がります。
また、自発的にやりたいこと、目指したいこととして認識しているので、より良い結果を得よう、より高い目標をもクリアしようと考えることが自然にできます。すなわち、人の成長に高い効果があると言われているストレッチゴールを自然に自発的に目指す思考、行動が苦と感じることなくできます。
このように考えると、
「モチベーションとは、仕事(しなくてはいけないこと)を遊び(したいこと)に変えるもの」
ということが出来るのではないでしょうか。
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