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マスタリー(熟達)への効果的ステップ

 成長を現す言葉として、マスタリー(熟達)があります。モチベーションの源泉の一つであり、幸福感、満足感を感じるための要素の一つでもあります。しかし、当然のことながら、マスタリーへの道は平坦ではありません。努力や時には苦痛を伴うことも少ないのが現実です。

 今回はそんなマスタリー(熟達)への道、効果的ステップについて書いてみたいと思います。

  マスタリーへの一つ目のステップは、「反復・継続」です。千里の道も一歩からという言葉もある通り、何かを成し遂げるためには反復・継続が欠かせません。一度ではできなくても、何度も何度も継続してトライすることで少しずつでも進んでいくことができます。その時、人はどうしても楽な方に流れてしまい、逃れるための言い訳の天才になります。しかし、そこで踏みとどまってルーティーンに昇華することがマスタリーへとつながっていきます。

 

 二つ目のステップは、「弱点に取り組む」ことです。言い換えるなら、出来ないこと、苦手なことから逃げない、と言うことになります。前述の通り、人はどうしても楽な方に流れ、苦痛や苦手からは逃れたい、避けたいと思うものです。しかし、それでは成長はなく、マスタリーへは近づくことはできません。敢えて、苦手に立ち向かっていくからこそ進歩が起きるのです。

 

 三つ目のステップは、「批判を求める」ことです。できれば褒められたい、批判はされたくないというのが人の性ではあります。しかし、批判の中にこそ成長のヒントがあります。批判とは、自分に足りないこと、できていないことの指摘です。そこから逃げようとするのではなく、それを求めるぐらいの気持ちを持てるようにしたいものです。

 

 そして、最後はこれら3つのステップの土台になるものです。それは、「苦労の覚悟」です。ここまで上げた三つのステップにはほぼ必ず苦痛が伴うでしょう。だからこそ、その苦痛に立ち向かう覚悟が無ければ受け入れることはできません。

 

 マスタリーへの道は遠く険しいものかもしれません。しかし、そこには見たことのない景色が待っています。

 

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