JRLテックログ

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成長への第一歩は日々の振り返り

 誰しも成長し続けたいと思うものですが、同時にそれが困難伴う容易ではないものと言うことも理解しています。成長のためには努力が必要であり、それは時には苦痛を伴います。そのため、どうしても続かない、挫折するという経験をします。だからと言って何もしなければ成長することはできません。

 今回は、成長のための第一歩について書いて見たいと思います。

  先に書いた通り、成長には努力が必要であると同時にそれを続けることは容易ではありません。ではなぜ努力を続けられないのでしょうか。それは、努力には得てして苦痛が伴うことが多く、人はどうしても楽な方に流れてしまうからと言えます。今日はこんなことがあったから(飲み会があったから、仕事で疲れているから、などなど)と自分に都合の良い言い訳を見つけて、続けてきたルーティーンをサボろうとします。こういう時、人は言い訳の天才になります。

 

 そして、もう一つは、成長実感が重要なものとなります。やはり、頑張るためには褒美も必要であり、その褒美の一つが成長実感です。ダイエットが良い例ですが、順調に体重が減っているとドンドンがなれるのですが、停滞期に急に苦痛を感実用になります。また、何かをマスターしようと努力しているときも、進歩が感じられないと気持ちが萎えるものです。したがって、苦痛はあっても成長実感がそれを上回ることが継続するためには重要であると言えます。

 

 では、どうすれば良いか。

 

 誰にでも必ずできて、苦痛を伴わないものとして、振り返りが効果的です。努力しようとしていること自体でも良いですし、そういったものが無くても、自分自身、自分の状態、やったことなど様々な視点でその日1日を毎日振り返ることです。そして、その時に振り返った結果を一言、ワンフレーズで表現すると良いでしょう。そうすることで、より深く1日を振り返って理解することができ、次の行動へのヒントになります。

 

 また、そうやって振り返るだけでなく、前の日と何が違っているか、すなわち、何が進歩したかを探します。大きな進歩でなくても良いのです。昨日は行動を起こすのにためらいがあったが、今日は同じ行動をすんなりとスタートできた、というだけでも十分に進歩です。時には何も思いつかない、または、場合によっては逆行ということもあるかもしれません。そんな時も悔やむのではなく、なぜそうなったのか、機能とは何が違ったのかを振り返ります。そして、それを次の1日に活かすのです。

 

 最初から大きな進歩は起こりません。確実に一歩、半歩でも進めていくことが重要であり、そのためにはそれを実感する感受性を養うことも大切です。

 

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