JRLテックログ

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ジャパン・リサーチ・ラボが提供する技術コンサルティング、人材育成、戦略策定、セミナー等の様々なコンテンツに関する情報を提供するブログです

人材育成のポイントはどこにあるか

 人材は人財とも言われるように企業にとって生命線であることは言うまでもありません。しかし、人を育てること(人材育成)はとても難しいものです。十人十色という言葉がある通り、様々ま人がいます。したがって、人材育成と一口に言っても、相手によってその内容や教え方を変えなければなりません。そんな難しい人材育成ですが、いくつかのポイントはあります。

 そこで、今回はそんないくつかある人材育成のポイントの一つについて書いてみたいと思います。

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確実に成果を生む実験結果の活用と実験ノート(記録)の取り方 (20210525WEBセミナー【Live配信】)

下記セミナーを開催します。

お申込みは、HPのお問い合わせボタンよりお願いします。

 

【タイトル】


【Live配信】

確実に成果を生む実験結果の活用と

実験ノート(記録)の取り方  

セミナーはWeb配信方式にて実施します

 

【概要】

 研究開発においては、適切な実験方法を考えることはもちろん、適切なデータ解析や現代では知財化、権利化が必須であり、そのためには記録が重要となることは言うまでもない。加えて、チームや社内における情報共有、開発本人の思考のためにも記録は必要不可欠である。また近年は様々な機器類の発達で実験データを得ることが容易になってきている反面、無計画に実験を行ってデータを積み重ね、日々増えていくデータに溺れてしまっている状況が生まれている。目的に合わせて実験を計画してデータを取得して解析し、それらを記録、まとめるといった様々なことを正しく行なわなければならない。

しかし、残念ながら大部分の企業、開発現場ではこういった実験の考え方や、実験結果の解析、記録の残し方、実験のノートの書き方などの実験実務に関する教育はほとんど行われていない。そのため、各自が我流の方法に頼っており、人員間、部署間でのレベルのバラつき、共有性の欠如といった問題、そして、最悪の場合権利化におけるevidenceと成りえないような状況まで生まれている。

 本セミナー、講習会では、このような状況を打開して、確実に結果を成果へと昇華させる、より効率的な開発を実現するために必要となる、実験の考え方、実験データの解析から、記録、そして、まとめ方を、基本から様々なケース、対象について、特に実験ノートに代表される記録に重点を置いて詳細に解説する。

 

 

開発において最も重要な実験ノート

しかし、誰も書き方を教えてくれない。

 

analysis.ikaduchi.com

【対象】

・研究開発の実務担当者(若手、中堅)

・指導するリーダー、管理者

・新入社員、若手

など

 

【修得スキル】

・実験の考え方

・実験計画の立て方

・実験ノートの書き方

・記録の使い方

・情報整理

など

 

【開催日】

  2021年5月25日 10:30~16:30

【会場】

   Webセミナー ※会社・自宅にいながら学習可能です※  

【受講料】

 45,000円 (税抜き、テキスト付)

 

【内容】

  • 【イントロダクション】
    • 実験と開発
    • 実験とは何か
    • 開発とは何か
  • 【実験の基本、心得と実験ノート】
    • 実験の基本プロセス
    • 実験を始める前のポイント
    • 実験中の心構え
    • 実験終了後
    • 実験が上手くいかない時
    • 良くある失敗パターン
    • 実験の絶対的タブー
  • 【実験ノート】
    • 実験ノートとは
    • 実験ノートの役割
    • 実験ノートに求められること
    • 第3者
    • 何を書くか
    • 実験ノートに書くこと(項目)
    • 実験前に書くこと
    • 実験中に書くこと
    • 実験後に書くこと
    • 書き方のルール
    • 定性的情報、状態情報の記録
    • リアルタイム
    • データ・情報の整理、保存
    • 名前の付け方
    • 電子データの保管
    • 実験ノート・記録の使い方
    • 修正・加筆・削除
    • 付箋の使用
    • 機器出力シート
    • 写真の活用
    • 参考資料
    • 肥満
    • 電子データの取り扱い
    • アドバイス
    • ピラミッドストラクチャー
    • 表現
    • イメージ
    • ちょっとしたコツ
    • 記録、証拠としての保全
    • 絵コンテノート
    • 実験シート例
    • 表紙とインデックス
    • 最初の2ページ
    • 実験テーブルの作成
    • ノートの例
    • ページの使い方
    • ノートの選択
    • ノートのサイズ
    • 実験ノート以外の記録
    • チェック
    • 実験ノートの管理
    • データの保存
  • 【データ表現】
    • 視ること
    • データ解釈における認知バイアス
    • 観点の重要性
    • アウトライヤー
    • 情報次元の拡張
    • 解析・解釈
    • データの伝え方
    • 数字(データ)の取り扱い
    • 5大解析視点+1
    • データと解析の記録
  • 【研究開発のための思考】
    • 計画と考察のための考え方
    • 目的志向
    • アウトプット志向
    • 仰望視点と俯瞰視点
    • 逆走型思考の併用
    • メタフィールド思考
    • 逆説的思考
    • 失敗からのリカバリ
    • 認知バイアスの罠
    • 目利き力
    • ヒラメキの種
    • イノベーションを生む発想と行動
    • 思考プロセスの記録
  • 【コミュニケーションと情報発信】
    • 結果は伝わってこそ成果になる
    • コミュニケーションとは
    • 技術者の報連相
    • 伝聞と報告
    • ミーティング
  • 【仮説思考による研究開発と問題解決】
    • 仮説が必要な理由
    • 実験の本当の意味
    • 実験を考えるとは
    • 仮説の考え方
    • 仮説の精度と確度
    • 結論の条件
    • 仮説モデルの構築
    • 仮説→課題設定→計画
    • 2種類の事実
  • 【今後の流れ】
    • 実験ノートの電子化
    • 電子実験ノートの分類
    • 電子化の失敗例
  • 【まとめ:研究者の心得】
    • 企業の技術力のポテンシャル要素
    • 4つの基本力
    • 2種類の感
    • 研究者の成功要素
    • 知識と知恵
    • 実験の神髄
    • 研究開発フロー
  • 質疑

 

analysis.ikaduchi.com

成長する、育成するためには何が必要か(学習の方法)

 生涯学習という言葉は広く一般的になっており、人は誰しも昨日よりも今日、今日よりも明日には何か一つ、少しでも成長することが望まれます。そして、企業においても、人材育成は欠かすことのできないものです。これらの成長、育成の基本となるのが「学習」です。

 そこで、今回は成長する、育成するための学習には何が必要なのかという点について書いてみたいと思います。

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20210414WEBセミナー(【Live配信】テレワーク時代の指導・育成・評価の考え方と方法)

下記セミナーを開催します。

お申込みは、HPのお問い合わせボタンよりお願いします。

 

【タイトル】


【Live配信】

テレワーク時代の指導・育成・評価の考え方と方法

 

セミナーはWeb配信方式にて実施します

 

【概要】

 新型コロナを発端としてテレワークが本格導入され、今後の業務形態の一つとして定着することはほぼ確実と言えます。テレワーク自体は従来から話題になっていたが、いざ始めてみて初めて分かる課題、難しさといったものがあるのはもちろん、従来型業務形態とは異なるマネジメントが要求されることを実感された方も多いのではないでしょうか。特に、指導、教育、評価といった部分だけではなく、時間管理やコミュニケーションなど、多岐にわたって最適化する必要があります。さらには、出社がゼロにできるわけではなく、出社とテレワークのバランスや棲み分けも重要となります。
 本講演では、テレワークに潜む課題、必要な対応、具体的なマネジメント手法や指導・教育、評価に至るまで、その考え方と方法を解説します。

 

対面でないからこその難しさ。

そんな状況でどう指導、教育、評価をするか。

管理者のレベルアップが求められています。

 

【対象】

・管理者、マネージャークラス

・後輩を指導する中堅

など

 

【修得スキル】

・テレワークにおける本質的課題
・テレワーク成功の方法とポイント
・テレワークに合わせたマネジメント
・指導、育成の方法 ・評価の考え方

など

 

【開催日】

  2021年4月14日 10:30~16:30

【会場】

   Webセミナー ※会社・自宅にいながら学習可能です※  

【受講料】

 31,000円 (税込み、テキスト付)

 

【内容】

1.【イントロダクション】
1)フェーズの転換
2)テレワークと通常業務の違い
3)大きな課題
4)プッシュ
5)R&Dとテレワーク
6)不安の雪だるま
7)成長機会
8)褒めると叱る
9)テレワーク成功のポイント
10)テレワークの特別性
11)テレワーク日常化に必要なこと
12)バランス
13)マネジメントスキーム
14)マトリクスコミュニケーション
15)テレワーク比率
16)決めごと

2.【マネジメントの再考】
1)マネジメントとは
2)リソースマネジメント
3)エンパワーメント
4)コンセンサス
5)コンフリクト
6)意見対立の背景

3.【目的と目標】
1)目的と目標
2)目的の構成要素
3)目標の条件
4)SMARTルール

4.【時間管理】
1)タイムマネジメント
2)時間管理要素
3)業務における「時間」とは
4)時間泥棒
5)時間価値を上げる

5.【計画の考え方】
1)タスクから計画へ
2)計画の考え方
3)SMARTルール
4)タスクの種類
5)作業と思考
6)時間泥棒
7)実行フェーズのチェック

6.【モチベーションマネジメント】
1)モチベーションとは何か
2)2.0から3.0へ
3)モチベーションを決めるもの
4)モチベーションへの影響要因
5)モチベーションの源泉
6)能力とモチベーション
7)内的要素と外部要因
8)モチベーションへの動機付け
9)期待理論

7.【評価】
1)結果とプロセス
2)比較
3)減点型と加点型
4)評価の基盤
5)量と質
6)インセンティブ理論
7)インセンティブ強度原理
8)褒め方
9)期待感
10)実践
11)叱ると怒る

8.【コミュニケーション・情報共有(ミーティング)】
1)会話・対話・議論
2)報連相
3)情報共有のシステム化
4)二つのミーティング
5)報告のルール
6)情報共有とは何か
7)コミュニケーションとは
8)ルーマンの3要素
9)情報共有の3課題
10)ゲーム理論的考察
11)情報の基本構造
12)情報の表現
13)多様化

9.【情報共有の基本】
1)大前提
2)3必
3)5W1H
4)イメージ
5)認知バイアスの罠
6)情報管理
7)管理の基本

10.【指示の出し方】
1)業務指示について
2)指示と情報共有
3)指示の内容
4)説得と納得
5)コン・コミ
6)伝える?
7)確認
8)指示のレベル
9)二つの指示
10)求めること
11)権限
12)指示の例
13)ソクラテス
14)発想の転換
15)任せる能力
16)期待外れ

11.【典型的問題パターン】
1)パターン1
2)パターン2
3)パターン3
4)パターン4
5)パターン5
6)パターン6

12.【気を付けること、ポイント】
1)一元性の原則
2)自問
3)NGの伝達
4)ヒント
5)以心伝心
6)フォロー
7)共有の記録

13.【技術継承】
1)正しい技術継承
2)サステナビリティ
3)情報資産化

14.【まとめと質疑】

 

とりあえずエントリーの抑制

 過去の応募では履歴書を書いて(手書き)提出することが必須であったため、応募側にもそれなりに手間がかかりました。しかし、現在はWEB経由でのエントリーシートの提出が主であることから、格段に応募の手間が軽減されています。これはこれで良いことなのですが、新たな問題も発生しています。

 今回はエントリーのコントロールについて書いてみたいと思います。

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採用面接で問うべき質問

 採用活動は企業にとって生命線の一つであり、必ず行われることの一つです。そして、採用活動の中心になるのが選考であり、その主たる方法が採用面接です。しかし、この採用面接がいまだもって紋切り型の金太郎飴状態であるということはあまり意識されていません。

 そこで、今回はこの採用面接で問うべき質問について書いてみたいと思います。

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弥生の会計ソフトとe-tax

 弥生が出している会計ソフト(弥生会計青色申告等)を使っておられる方も多いと思います。そのままe-taxも使えるので便利なのですが、結構な割合でe-taxへはサイトで自分で手入力(弥生の作った提出書類の数字を転記)している方も多いのではないでしょうか。特にサポートが切れると最新版のモジュールが使えないので、書類は作れるけど、e-taxには連携できなくなります。でも、税率が変わったりしなければ問題無く使えるんですよね。

 

 そんなときに、「ここにはどれを入力したらいいの?」と迷いうことも多いと思います。そんな例を少しだけ紹介します。

 

1)営業等の収入欄

 ここは良くあるのが、青色申告の控除額を引く前か後かという点です。これは、引く前の金額です。決算書で言うと①の欄です。そして、この欄の右の所得はe-taxのページでも記載がありますが、青色申告控除後の金額です。

 

2)消費税関係で売上金額の欄

 ここはつい決算書の売り上げ金額など入れるのだと思いがちですが、実は違って、メニューの

決算・申告→消費税申告書設定→申告基礎データ(簡易用)

で表示される売上の欄を確認します。もしも、ここで売上金額と差異がある時(課税売上と弥生で作成した消費税申告書の課税標準額が合わない)は仕訳での間違いの可能性があります。例えば、課税対象外を対象としているなど。下記FAQも参考にして確認されると良いでしょう。なお、下記の総額と積上げの選択については、現在は通常は総額が基本です(積み上げは過去の移行措置で現在は特例を除いてありません)。

 

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3)一括償却資産の決算仕訳

 これは申告書ではないのですが、ちょっと迷いどころです。一括償却資産は自動で書き出されないので自分で仕訳入力しないといけないのですが、単に1/3の金額を仕訳入力しても合いません。

 仕訳では、

  減価償却費 ○○円 一括償却資産 ○○円  対象外(課税事業者の場合入力)

 でその後に、メニューで

拡張機能→一括償却資産一覧

を使って一覧表を表示して、個々の資産を選択した後に、そこにある「資産設定」を押して個別の設定画面を表示します。そうすると、3年分の欄が横に並んだウィンドウが出ます。そこの本年分普通償却費という欄に記入します。ここでややこしいので、左から「2年前の年号」「昨年の年号」「当期」とありますが、その資産を買った年の欄に当期の償却費を入力します。

例えば、昨年購入したのであれば、当期の償却費(12万円の資産なら4万円)を昨年の欄(3列ある真ん中)の本年分に入力します。そうすると、一番下に来年の償却費が出ます。

ここで入力した数字が、前述の○○円になります。

参考に弥生のFAQは以下の通りです。ちょっとわかりにくいんですよね。

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